樹木希林さん語録
「絆というものを、あまり信用しないの。期待しすぎると、お互い苦しくなっちゃうから」
「だいたい他人様から良く思われても、他人様はなんにもしてくれないし(笑)」
「迷ったら、自分にとって楽なほうに、道を変えればいいんじゃないかしら」
「演技をやるために役者を生きているんじゃなくて、人間をやるために生きているんです」
「代表作?ないのよ。助演どころか、チョイ役チョイ役って渡り歩く、チョイ演女優なの」
「自分は社会でなにができるか、と適性をさぐる謙虚さが、女性を綺麗にしていくと思います」
「楽しむのではなくて、面白がることよ。中に入って面白がるの。面白がらなきゃやってけないもの、この世の中」
「老人の跋扈(ばっこ)が、いちばん世の中を悪くすると思います」
「病を悪、健康を善とするだけなら、こんなつまらない人生はないわよ」
「死に向けて行う作業は、おわびですね。謝るのはお金がかからないから、ケチな私にピッタリなのよ。謝っちゃったら、すっきりするしね」
「“言わなくていいこと”は、ないと思う。やっぱり言ったほうがいいのよ」
「こちら希林館です。留守電とFAXだけです。なお過去の映像等の二次使用はどうぞ使ってください。出演オファーはFAXでお願いします」
「このように服を着た樹木希林は死ねばそれで終わりですが、またいろいろなきっかけや縁があれば、次は山田太郎という人間として現れるかもしれない」
「えっ、わたしの話で救われる人がいる?それは依存症というものよ」

