ユーロはいったいどこまで下げるのか、それとも下げ止まったのかに注目したい。
私の予想は、いったん124円程度まで値を戻した後、118円程度まで急落するというシナリオ。

ユーロの下げがとまらない限り、他の通貨ペアでも円高、ドル高が進んでいくであろう。
その場合、オーストラリアやニュージーランド、南アフリカといった資源通貨の下落も伴う可能性が高い。

先物市場で言えば、金の相場も気になる所だ。
リスク回避の動きが止まらなければ、金がさらに高値を目指すであろう。

指標としては、豪国失業率発表に注目したい。
リスク回避の動きが止まらない中、失業率の悪化が報告されると、豪ドル下落にブレーキをかけるものがいなくなる。

それにしても、リスク回避時になぜ円高になるのかが、今だに理解できない。
円の何がいいんだろ・・・
2月第1週の注目は、やはりユーロ円相場だろう。
かれこれ2週間ほど続落を続けるユーロ安が底を見るのか、それともまだ落ち続けるのか。
ギリシアの財政問題が解決していないため、まだ落ち続ける可能性が高いのかもしれない。
ただ、トレンドの変更ではなく、利益確定目的でのユーロ上げは行われるだろう。
そのタイミングを逃さないようにしたい。

ドル円でいうと、2月5日22時30分に発表される米国失業率発表が、変化をもたらす可能性が高い。

昨日のGDP発表のような、わかりやすい山や谷を描いてくれるならば、億万長者も夢ではない。

私個人で言えば、ドル円の動きが読めないため、ユーロに注目した一週間になりそうだ。