人間の胃のなかは強い酸性で、食べたものを次から次へと溶かしてしまいます。
これが消化というもので、消化により胃袋はカラになり、またお腹がすきます。
なんでも溶かすのに、胃そのものが溶かされないのは何故でしょうか![]()
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食べ物を溶かす胃酸は、胃の粘膜から分泌される強い酸性の消化液です。
塩酸は金属も溶かしてしまうほどの強い酸であるのに、塩酸が胃のなかにあって平気でいられるのは、胃壁にある粘液細胞が絶えず粘液を吹き出して、胃壁の表面にバリアを張りめぐらせているからです![]()
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胃酸の攻撃と粘膜の防御のバランスが取れていることで胃は正しい消化活動をおこなうことができ、万が一、粘膜のバリアが破れて粘膜が傷ついても、生き残った細胞がすぐに傷口を覆い、新しい細胞を補充して4時間ほどで元どおりになります。
ストレスで胃が痛くなる、とか胃に穴があくと言ったりしますが、これは胃がデリケートで外界の影響を受けやすい臓器だからです。
極度の緊張やプレッシャーで精神的に追い詰められ、心に余裕がなくなると防衛機能が弱まります。
胃を守る粘液の分泌が減り胃の守りが手薄になってしまい、胃酸の攻撃で胃壁が傷ついて胃炎や胃潰瘍といった病気につながってしまうのです![]()
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