パセドウ病(パセドー病)

病態・原因
甲状腺の表面には、下垂体によって産生される甲状腺刺激ホルモン (TSH) の受容体(甲状腺刺激ホルモン受容体、TSHレセプター)が存在する。バセドウ病では、自己の体内にこの受容体に対する自己抗体(抗TSHレセプター抗体、TRAb)が生じ、それがTSHの代わりにTSHレセプターを過剰に刺激するために、甲状腺ホルモンが必要以上につくられてしまう状態となる。甲状腺ホルモンは全身の新陳代謝を高めるホルモンであるため、このホルモンの異常高値によって代謝が異常に活発になることで、心身に様々な影響を及ぼす。

この自己抗体産生が引き起こされる原因は、2007年現在不詳である。 過度なストレス・過労が発症に関与しているという説もある。

なお、ヨウ素の摂取量が少ない地域(西ヨーロッパなど)では、ヨウ素を大量摂取することで、潜在的なバセドウ病が発症することがある。これをヨードバセドウ病と呼ぶ。


統計
20 - 30歳代に多く、男女比は1:3 - 4。中年女性に多く、甲状腺機能亢進症の代表的な病気である。中年以上の女性がバセドウ病に罹患した場合、更年期障害と勘違いする事が多い。また、最近では若い女性にも増えてきている。何らかのアレルギーを持っている人が多い。


症状
甲状腺腫大、眼球突出、頻脈をメルゼブルク (Merseburg) の三徴と言う。
他に甲状腺機能亢進症を来たし、以下の症状も見られる。
低カリウム血症から低カリウム性周期性四肢麻痺になる。
あらゆる臓器が常に全力疾走しているのと同じ状態になり、大量のエネルギーを必要とするため食欲が異常に増し、体重減少を来たす(代謝以上に食欲が亢進し、太る場合もある)。
心臓機能の亢進から収縮期高血圧、時に心房細動を来たす。
新陳代謝の活発化から発汗過多を来たす(夏の暑さに耐えられない)。
内分泌のバランスが崩れて精神的に不安定になる、イライラする、集中力が低下する。
手の震え
甲状腺クリーゼ:突然重篤な甲状腺機能亢進状態となる合併症。高熱、頻脈、嘔吐、下痢、意識障害などを来す。生命に関わることもあるため注意を要する。
眼球突出、眼球運動障害(複視)、視神経症をきたす事がある。
ステルワーグ徴候(瞬きの増加)、グレーフェ徴候(上眼瞼拳筋の過度の緊張で上方注視後に下方に視線を移すと、上眼瞼下際と角膜の間に白目が見える)、メビウス徴候(両眼輻輳失調)が見られる。

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