北岡ゆたです。
あけましておめでとうございます。
今年の正月は家族と祖母の家で過ごしました。
おでんに焼肉に…動かないわりにカロリー高いものを食べるのでぶくぶく太る毎日です。
親戚や父から自分の知らなかった過去の話や将来の話を聞かされると、台本に起こしたらどんなに楽しいだろうと考える今日この頃です。
演劇や映画、ドラマなどはわりとオーバーな表現をしたり、わざとらしいドラマチック展開が多いようなイメージがありますが、こういう風に色んな人の話を聞くとあながちそんなこともないなぁと思いました。
こんなベタな恋愛するもんか
とか
こんなヒーローみたいなかっこいいやついるもんか
とか
人生一発逆転サヨナラホームランみたいなドラマがあるもんか
なーんて…思っていました。
いやぁ。あるもんですね。
御伽噺のように身分の全く違う男女が一目惚れをして恋愛結婚
父を喜ばすことだけを考えて甲子園を目指した話
信念を曲げないという祖父の家系の血を継いでるというルーツだけで突き進んだ男…
親戚の話ですがとても興味深く引き込まれます。
それはきっとその人たちが実際に体験して嘘偽りなく本心で話をしているからだと思います。
そして、体験した人のルーツを心に受け止め、受け継いで語られるからだと思います。
それはきっと演劇でも同じことでしょう。
フィクションでもノンフィクションでも、演劇人は脚本を書く人のルーツを受け継いで皆さんにお見せしていかなければならない…
そのセリフ行動表情全てに嘘偽りがなくやっていかなければならないと。
そして皆さんに伝えなければならないと思いました。
その人の人生を、生き様を
そこから何か熱いものを感じ取っていただけるように!
今年はそんな目標、というか信念を胸に頑張っていきたいと思います。
皆様、まだまだ寒い日が続きます。
というかこれからまた寒くなってきます。
風邪にはお気をつけてください。
あとインフルエンザも!
それでは、パンドラ童話集3でお会いいたしましょう。
北岡ゆた