ブログネタ:最近泣いたこと
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私が最近、泣いたこと
それはこれです
百田尚樹の永遠の0
価格:920円 |
本の内容感想
「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」
そういい続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り
命を落としたのか。
終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の
生涯を調べていた。
天才だが臆病者。
想像と違う人物像に戸惑いつつも、1つの謎が
浮かんでくる。
記憶の断片が揃うとき、明らかになる真実とは。
-文庫本より-
今まで、いろんな本を読んできましたが
こんなに泣いた本は初めてです。
大号泣でした。
終盤に行けば行くほど、
涙がとまりませんでした。
実の祖父である宮部久蔵(みやべきゅうぞう)の
調査をしていくのですが一緒に零戦で戦っていた
景浦介山(かげうらかいざん)の話が良かったです。
最初「宮部が大嫌いだった。虫唾が走るほど
憎んでいた。」と話した景浦でしたが、
最後、特攻(カミカゼ)として飛ぶ、宮部の護衛につくことに。
宮部機を絶対に守り抜く。と心に決め飛び立つのですが
機体の調子が悪く、宮部の飛行編隊に遅れをとり
どんどん離されていく機体の中での発した景浦の一言に号泣。
「大嫌い」=「憧れ」
宮部の飛行技術の腕を認め、いつか越えるという
尊敬にかわっていたのかな。
その後のお話も感動なのですが
あんまり書いちゃうとつまんなくなっちゃうので
こちらの本を読んで戦争でこのように亡くなった方が
あっての今の私たちなんだと思いました。
とてもいい本です。
今年読んだ本の中でこれが一番です。
読み終わったあとも
感動した部分をもう1回読み返し
余韻に浸って涙
今年、これを超える本は自分の中で
出てきそうにないなと感じました。