きまぐれぼやき小部屋 -3ページ目

カラオケ(井上)

忘年会シーズンである。

飲み会といえば二次会はカラオケ、という人も多いのではないだろうか。


カラオケ好きのバンドマンは少数だ。

自分の曲を歌い聴かせてなんぼのバンドマンが、

人の曲を歌ってお金を払うというのは、かなり激しく矛盾があると感じられるからだろう。


同伴した相手が歌う好きでもない曲を聴くのも苦痛であることが多いし、

ヘタクソな自分の歌を他人にわざわざ聴いていただくというのもどうも痛々しい。

なんでこんなに巷で大流行なのかさっぱり理解ができなかった。


ところが最近、

そういう心境にちょっと変化がでてきた。

それまでの長い人生でせいぜい1,2回しか行ったことのなかったカラオケに

去年、今年とそれぞれ3回以上はいっただろうか。

そしてそれなりに楽しめてしまったりもする。


この変化の大きな原因は

一緒にいった人たちが歌が上手だということだ。

これはたまたま仲間うちだけがそうだということではなくて

最近の若い人、みんなにいえる事だと思う。

昔はカラオケといえば下手すれば拷問ということもままあったのだが、

いまはそこまで酷いことはまずない、というか

みんな俺よりうめぇ~~~!という感じで歌わず聴いていても十分楽しめるのだ。


それに加えて曲目が増えたことも大きい

いまはとにかくマニアックな曲も網羅されていて、

みんなが何を歌うのかみているだけでも、なんだかわくわくできてしまうのだ。


さらにもうひとつ、カラオケの楽しみ方を発見した。

相方のみとせといっしょにカラオケに行く、これですw

さすがプロですから上手なのはもちろんなのだが、

それだけでなく、これが結構感動できるのだ。

ただメロディを上手になぞる、というところに留まらず、

歌う歌に入り込んでまさに表現活動をしている、そういう感じなのだ。

彼女が歌い始めると、みんな目が釘付けだもんね。

個人的に凄く気に入ってるのは「空へ・・・」(『ロミオの青い空』主題歌)

結構泣けるんですよ、これが。


年内一回ぐらいはカラオケいきたいな、と思っている井上でした。


※そういえばうちの曲も某通信カラオケで入曲交渉中らしいですが、

 一体誰と交渉してるんでしょうねw

  うちにはまったくなーんの話も来ていないのですよ。

  前事務所にしたって現状ひとつも窓口がない状態だし、

大人の世界って難しいですね!

  ほんとに話が来ればむしろバチコーイって感じなんですけどね。

ひもじぃ…(みとせ)

おなかがすきましたが食べるものを作る根性がありません。

もずくスープでいいか…。


あったかいうどんがたべたい。

師走(井上)

12月になりました。


相方さんもお誕生日を迎え、

おめでたい気分の最近、

このままクリスマス→正月のおめでたコンボで

たぶんあっという間の予感な今月。


今年の後半はミュージシャンというよりCD屋さんになっていた感じです。

お恥ずかしながら自分でCDを何枚かだしながらも、

それがどのような仕組みで皆様にとどけられるのか、

そのことに今まであまりにも無知でした。

その辺を0から勉強し、いかにアーティストとファンの皆様両方にメリットがあるレーベルにするか、

まだまだスタートしたばかりではありますし、至らない部分も多々あるとは思いますが、

なかなかいい感じになってきてる気がします。


既存のショップでの扱いは、店舗数を維持しつつ

流通の途切れることのないようにCDを卸していく目処が立ちました。


それとは別にamazonに対しても流通を自分たちで始めたので、

CD情報も正しく自分たちで管理できるようになりましたし、

なんといってもいつでも気楽に家からCDが買って頂けるようになりました。

現在はamazonにおいてもらえる在庫数も少なめなので、

たまに在庫がないという表示になっているときがありますが、

これも時機に改善し、いつでもお待たせせずに購入できるようになると思います。


流通関係に関してのお問い合わせにも直接お答えできることが多くなります。

なにかあれば桜詩舎のサイトのほうからお気軽にお問い合わせください。


(そういえばこのブログの掲示板に「ワールドディスクでの取扱はあるか?」とのコメントを頂きましたが、

現状出荷されているはずですのでご購入できます。店頭にない場合取り寄せも出来るはずです。)


年内に間に合うかわかりませんが、

流通関係でもうひとつニュースが発表できるかもしれません。

そちらのほうは固まり次第また。


冬の空気は六晶の味(みとせ)

すっかり空気が冬ですね。

加湿器を効かせた室内から外に出ると、最初に吸い込む外気がさりっと音をたてて舌の上で溶けるよう。

雪の結晶を食んでいるようで美しい気持ちになります。

(喉にはよくないのですけどね、冬の冷たい空気も乾燥も…)

嬉しいなあ、冬、大好きです。



キルシェのアルバムではないですが、調べてみたら6月くらいから在庫切れ状態だったという

みとせのソロアルバム「crochet」の再発売日が12/15に決まりました。

桜詩舎版のCDも無事に出来上がってきて、一昨日納品されてきましたよー。

Rightway版から桜詩舎版になって、ジャケットの仕様がブックレット(小冊子)タイプになっていますが、

音やジャケット画像などに変更は一切ありませんので、前と変わらない気持ちで聴いていただけると

思います(あ、でも今回印刷データを総取り替えしたのですが、同じ写真なのに印刷後の色合いは

よりシックになった気がします)。


ちなみにAmazonだけは出荷日の都合でちょっとだけフライングで手に入るようになると思います。

早めにGETしてやろう!という心あたたかな方は、Amazonを張っていて下さいませ。

近日に表示が「在庫あり」になると思いますが、実は現在でももう購入ボタンはポチっとできるので、

ポチっとしておけば自動的に予約状態、入荷次第発送される仕組みだそうです。



そんなこんなで「crochet」の再プレスに走り回っていたら、「crochet」が上がってくるのと入れ替えに

「Schwarz Nacht」と「Pleiades」がなくなってしまいました!! きゃー。

頑張って急いで新たに桜詩舎版の生産を進めているのですが、何分今は師走。

どうやっても年末年始の影響で、年内にそのふたつの桜詩舎版はできそうにありません;;

早くて1月中、遅いと2月になってしまうかと思います。

今出荷されているCDがなくなったらちょっとの間ですが再び欠品状態になりますので、

もし購入をお考えの方がいらしたら、今のうちに購入しておいてくださいませ。

す、すみません;;


ああ、旧譜のプレスも大事だけど、早く新譜がつくりたいよーと思うみとせなのでございました。

たまにはさつばつとしてない話などを。(井上)

ほんと、読み返してみると

ブログの内容が殺伐としてるものばっかりだったので

たまにはのほほんとした内容のぼやき?でも。



昼間からみとせと、野暮用で都内中心部をぐるぐる。

ちょっと精神的に磨耗する雑務を華麗にこなしつつ

晩飯にはちょっとまだはやい夕方4:00ぐらいに業務終了。


日比谷公園を何となく散策し、

小音楽堂を眺めながら、「ここでliveでもやりたいねー」と話し何となく盛り上がる。

そういえば昔、友人がここでLiveをやって

それを見に来たときビールのみ過ぎでえらいことになったなぁと

変なことを思い出した。


その後盛り上がり&お疲れ様を兼ねて銀座のライオンで軽く乾杯をする。

つまみを頼むこともなくお互いビールを一杯だけ注文という男前の飲み方。

みとせのビールの飲み方がまた男前。

その体のどこにおさまってるんですか?大ジョッキ。

そしたらみとせ曰く

「以前この店で一人頭3リットルぐらい飲んだ」

とのこと。

男前なやつ・・・。


その後、最近仲間内でひそかなブームになっている、

銀座駅のかわいいブロンズ像マーキュリーを激写して地元に帰る。

地元につくころにはちょうどおなかも減ってきたので晩飯へそのまま直行。

なんとなく鰹をたべることで合意した。


ところが、

最初に向かった地元でなじみの定食屋では本日鰹はメニューにない模様。

諦めきれず、近所の回転寿司でリベンジをすることに。


今日のこの回転寿司屋が絶好調で、でてくるネタが全部最高の出来。

魚介は生ものだけに当たり外れがあって当たり前。

回転寿司なんかの場合、いろいろ食べて半分の皿が80%のできならまぁ合格点というのが

お店にいったときの普通のパターン。

このお店は比較的ネタがよく、ぜんぜんだめ、って感じのことはない店ではあったのだが、

今日は食べるものすべてが100点以上の出来で、まさに至福の時間であった。

みとせもご満悦のようで、最初は軽めに食べると宣言していたにもかかわらず、

最終的にはほぼ僕と同量食べていた。

今日の最高ネタはにしん。

にしんは生で状態のいいものを食べられる機会がめったにない。

ここぞとばかりに堪能してしまった。


寿司をつまみゆったりとした時間が流れる中で、あることに気がついた。

みとせの食事の仕方がかわったなぁということだ。

食事にあまり頓着のあるほうではなく、

どちらかというと食べられればなんでもいい、という感じであったはずだが

気がつくと結構グルメなやつになっていた。

美味しいものを食べると、目を細めながら必ずコメント。

このコメントが中々詩的でよい。


すしネタではなにが一番好きなの?と聴いたら

そのときそのときで良いもの良くないものがあるのだから、

そんなことを聴くのは愚問だといわれてしまった。

や、やるな・・・。


その後おのおの自宅へ。


いちにち忙しかったのだが、なんだかとても楽しい1日であった。

これもきっとマーキュリー様のご利益に違いない。

つれづれ(みとせ)

なんだかこのブログも読み返すと、夏前くらいから事務所からの離籍を巡って

殺伐とした内容ばっかりだったみたいですね(苦笑)。いけないいけない(笑)。


さて、そんな上を下への大騒動もだいぶおさまるところにおさまってきて、

やっと明日から全ての流通さんから店舗へアルバムが行き渡ります。

在庫がなくて追加生産しないといけない作品もあったりして、まだ少しの間

落ち着かない感じなのですが、それも年明けくらいには落ち着くと思いますし。


Amazonも、以前はアーティスト表記が何故か事務所の名前になっていたり、
カテゴリーも音楽CDじゃなくて何故かソフトウェアになっていたりしたので、

新しく登録しなおしました(井上くんが・笑)。

しかしAmazonはほんとに提供した情報の反映が遅い!!

呆れちゃうほど遅い!!!

いつでも在庫をAmazonに納められる状態だというのに、発注書がまだ来ません。

在庫を納め次第、Amazonでもお待たせせずに買えるように(以前は1ヶ月とか

お待たせしていたようなので…ほんとにご不自由おかけしました)なりますので、

注文できるようになるまでAmazonの方はもう少しお待ちくださいませ。


そして「ふぅっ」と一息ついた途端にみとせのりこは風邪をひきました…。

表面上はもう支障がないんですが、熱だけ下がらなくて困っています。

梅酒のお湯割を飲んで身体をあっためて寝ます。

おやすみなさい。


桜詩舎(井上)

自主レーベルを立ち上げたことは既に報告したと思うが、

最近はコレを軌道に乗せるためにあれこれとやっている。

あちこちと交渉し、CDを自分たちの手で流通させていけることができるようになった。


コレは当たり前のことのようで意外と難しいことなのだ。


全国的に店においてもらおうと思えば、

卸を通して流通させねばならないのは他の商品と一緒。

しかし卸は基本的には個人とはお取引してくれません。

(個別に個人を相手にしてたら時間がいくらあっても足りないからね)


今回はなんとかそこをお願いして、可能にしてもらった。

いままでもお付き合いのあるディストリビュータ(卸のことですな)さんに

引き続きCDを扱ってもらえることになったのだ。


しかしそのままで取引をしてくれるわけではないので

それなりの体裁というか手続きを踏んで、

こちらも取引をするのにふさわしい体制を整えた。

流通に必要なJANコード(バーコードのことね)も自主で取得した。

法人登記すればすぐさま会社ができそうな感じだ。


在庫の製造も急ピッチですすんでいる。

順調にいけば早ければ今月末くらいから

遅くとも来月半ばまでには、

kircheとみとせのりこのCDの半分ぐらいは

今まで通りお店や通販(Amazon)で買えるようになるだろう。

たぶん少なくとも旧事務所時代よりかは

数段優れた流通になることだけは自負している。


(ゐ)

引継ぎ中(みとせ)

RWからの離籍に伴い、現在いろいろなものを引き継ぎ中です。


CDをショップさんやAmazonさんに流通していただいているディストリビューターさん、

CDをプレス・ジャケットを印刷してくれている工場やプレス会社さん。

ここがちゃんと引継ぎできていないと、この先リスナーの皆さんに作品を

スムーズにお届けできなくなってしまうので、まずはここをしっかりと。


よくよく調べてみたら、RWでは今年に入ってからの売上管理も

きちんとできていなかったようで実数に誤差が大きかったので、

実態調査や誤差の処理などもしている最中です。


不慣れな調査だの契約書だのプレス会社との連絡だの、やることは山積みですが、

みとせがそろそろ超多忙期に差し掛かってくるので、

難しいところは井上君が調べたり頭を捻ったりして日々頑張ってくれています。


在庫もほとんど残っていないので、いっぺんに山ほどプレスせねばなりません。

資金を調達するのも一介のミュージシャンごときわたしたちにはなかなかの苦労です。

まあそれは働いけばいいことなのでみとせのりこ頑張ってますが!!


早く諸々の雑務と引継ぎが片付くように頑張ってますので、

みなさま応援の念派をよろしくおねがいしまーす!


ころんでもなかない。

うちあげ

みずさわさんの『カスケイド』打ち上げに行ってきた。

自分自身のプロジェクトの打ち上げではないにもかかわらず、

参加者の大半が顔見知りという状況だったので、

場は終始和やかに、いやはちゃめちゃな感じで大盛り上がりでした。


どういうわけか年齢が上のものほど元気な飲み会になりましたw


実際彼女の今回の作品は、相当いいセールスを記録している模様で

楽曲を提供した自分としても、なんだかほっとした気分になった。


いろいろ励みになる良い飲み会でした。


kircheもさくさく活動再開せねば。

作品の流通が完全ストップしている状況で

ファンの皆さんには正直スマンカッタという感じになっていますが、

そっちに関してもすでにあれこれ動いて、

目鼻はほとんどついた感じにはなった。

年内には一部の作品から流通を再開できるのでは、という状況です。


今日は今日で、また某あちらさんと一戦交えなければならない。

こんなことはとっとと終わりにしてライヴでもレコーディングでも始めたい。


(ゐ)

ひさびさに

よく寝た。


ここ数日常にぴりぴりしていて、思えば睡眠も常に浅かった。

ある意味一山超えたといえるかもしれない。


昨晩は、ほっと一息という感じで相方と軽く茶を。

今後のあれこれを話し合っているうちになんだか二人とも前向きな気持ちになれた気がする。

なんとかいろんなものを建て直しながら、キルシェも暖気に入っていきたいところだ。


正直今回のことでは相当消耗した。

人間不信になるには十分の展開であったと思うし、

実際そうなったと思う。

二度とこんなことは御免だ。


しかし冷静に考えれば僕らは何を失ったわけでもない。


僕らには宝珠がある。

それが再確認できたということだけは評価してもいいかもしれない。


(ゐ)