悲しい事があった時

やるせない時があった時

怒りの感情が湧き立つかと思います。

誰かを、自分を、傷つけられた時は。

怒りの感情に身を委ねることは簡単です。

叫んで、怒って、怒鳴って、殴って

それで解決すればいいのです

が

そうはならない。

また怒りの感情が伝播してしまうから。

頭に来ることなんて誰にでもあります。

頭に来る相手が本当に大切な人ならば注意、叱責するかもしれません。

だけど

伝える方法は「怒り」だけではないのです。

悟したり、理詰めで話をしたり、無視をしたり、

怒ってしまうと優しい人は「言いすぎたかな…」

と自責の念に駆られる事が多いのです。

それはあんまりですよね

何も悪くないのに…

自分以外の人間は他人です。

だから相手が何を考えているか全ては絶対にわかりません。

だから一歩下がって目の前の方をよく見てみましょう。

この人はこれを愛し、これに悲しむんだなと理解できればほんの少し怒りを超える慈愛や同情が生まれ、自分を守ることが出来るかと思います。

自分はこうならないようにしよう。と思えれば相手に対し憐れむ心が湧くかと思います。

どうか自分で自分を追い込むことはせず、相手が可哀想な人間なんだな。というくらいの気持ちで身構えて下さい。

何より自分が1番大切なのだから…

あなたが大切なのだから…

お付き合い頂きありがとうございました。

イノッチ

許せない、やるせない時