これは私が32年前に実際に体験した話です。

 

仮に私を「A」としますと私にはBとCという友人がいました。

 

 

32年前まだ大学生だった私たちは3人で別府温泉に旅行に行きました。

 

 

旅行でテンションの上がっていたBは

 

「俺ナンパ成功さすわWW」

 

と言いながら23:20に旅館から一人出かけてしまいました。

 

 

「もうこんな時間なのに今からあいつナンパ行くんか、、」

 

 

私とCは困惑しましたが

 

「放っといていんじゃね?」

 

と言い眠りにつきました。

 

 

 

 

 

 

 

次の日の朝起きると枕元にBが立っていました。

 

私は

 

「お、ナンパ成功したん?したんなら・・」

 

 

 

B「デ・別府」

 

 

「は?」

 

 

B「デ・別府」

 

Bはその日からそれしか言わなくなったんです。

 

Cと私は困惑しました。

 

大学の講義中、食事中、トイレ中・・

 

Bは「デ・別府」という謎の言葉しか話さなくなりました。

 

 

 

なぜ急にこんな話をしたかというとつい最近Bと再会したんです。

 

 

偶然入ったコンビニ。

 

そこのレジで働いている男こそBでした。

 

レジで働いているBは普通に喋っていたので

 

「あぁ、もう普通に戻ったんだな」

 

と思った私は当時の真相が知りたくなり支払いの時に聞こうと思いました。

 

 

B「・・ありしゃした~」

 

私(きた・・!)

 

B「えらっはいますぃ~」

 

 

私「あ、あのさ俺Aだよ!覚えてるだろ?あのさ・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B「デ・別府」

 

私は固まりました。

 

 

嘘だろ?

 

 

私「お、お前、、それ、、」

 

B「デ・別府」

 

 

私「やめろよ・・」

 

B「デ・別府」

 

 

私「やめろおおおおおお」

 

B「で・・っぷ・・」

 

 

(え?)

 

 

私はその時思いました。

 

本当にBはデ・別府と言ってるのか?

 

よく考えたら私達は冷静に向き合ってこなかった。

 

私はもう一度冷静に聞きました。

 

 

B「で・・べ・・p・・」

 

 

B「j・・で・・ぷに・・」

 

 

B「じょ・・に・・gy・・ぷに」

 

 

 

 

私「あ!!」

 

思わず声を上げました。

 

彼はデ別府なんて言ってなかったんす。

 

真実を聞いた私は唖然とし鳥肌が立ちました。

 

 

Bはこう言っていたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B「ジョニーデップに逆ナンされたわ」

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

畑でトマトを持ったブロリー

 

 

 

「ミノリーです。」