アドレナリン

体の活動を高めるホルモンです。
 
 
 
人間は活動する時、
 
副腎からアドレナリンが
 
分泌されます。
 
 
 
 
アドレナリンは、β作用として
 
心臓の心拍数を高め
 
気管支を広げ、
 
筋肉の血管を拡張します。
 
 
 
 
 
さらにα作用という働きもします。
 
その説明をします。
 
 
 
運動をするのに
 
血液をあまり必要としない
 
場所があります。
 
例えば、皮膚や腸などです。
 
 
 
 
アドレナリンは
 
活動時に
 
そういう場所の血管を収縮させて、
 
血流を減らします
 
 
 
 
筋肉など
 
運動に必要な場所へ
 
血液を優先的に送る為に、
 
そうします。
 
 
 
 
これがα作用です。
 
非常に大切な働きです。
 
 
 
 
この作用の邪魔(阻害)をするのが、
 
αブロッカーと呼ばれる薬です。
 
 
 
 
 
この薬によって
 
収縮させるべき血管が
 
収縮しなくなります。
 
 
 
その結果
 
血圧は下がります。
 
 
 
 
 
αブロッカーは、
 
血圧を下げる薬として
 
使われてるのです。
 
 
 
 
 
この薬剤によって
 
血流を減らしたい場所にも、
 
血液は流れてしまいます。
 
 
 
だから
 
活動時に必要な場所に
 
優先的に血液を流せなくなります。
 
 
 
 
そして、結果として
 
心臓は
 
より多くの血液を流さなければ
 
ならなくなります。
 
その分、心臓の負担は増えます
 
 
 
 
 
 
 
この薬で、
 
健康レベルは上がりますか?
 
下がりますか?
 
 
 
皆さんは、どのように考えますか。