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隠してた悔しい気持ち☆

めろんライフストーリー18☆

の続きです


 

小学四年生の終わり、

次年度の児童会会長副会長書記を決める時間があった。


消極的な私が、

まさかの副会長になった。


といっても、小さな学校。

会長じゃないならいいか!やってみよう!

な、気持ちだったと思う。


本格的に副会長になったのは5年生からだったけど

なんとすぐに仕事が待っていた。 


4年生時の修了式で離任する先生に

ステージで手紙を読むという大役。


そしてお別れする先生は

1、2年生の時の大好きだった

担任の先生というドラマみたいな話。



言いたいことを我慢していて生きてきた私は

文字にすることが好きになっていた。


そしてそれを国語の作文の授業で

先生が認めてくれて

見本として紹介してくれたおかげもあり、

自分でも、作文を書くことが好き!

と自信を持てるようになっていた。 


認められる、認めてくれるって大事。


その書くことが好きな手紙で

先生にお別れとありがとうが言える機会を

与えてもらった私は幸せ者だ。


修了式当日、

ステージに上がってみんなの前で手紙を読んだ。


緊張した。

だけどそれよりもお別れすることが悲しくて

涙がボロボロでてきて

泣きながら読むことに。


私も自分でなんて言っているか

わからないで終わった。


読み終わった後、落ち込んだ。


なんでせっかく先生に書いた手紙なのに

しっかり読めなかったのか?

先生に何も伝わってないよ。なんで泣いたの。


自分で自分を責めた。


責めてもどうしようもないのにね。


人の目気にしているからこうなるんだよね。


先生怒っているんじゃないかな…まで思っていた。

怒ることなんてないのにね。(笑)


そして、下校時間、

廊下でお別れする先生に会った。


先生は『めろん、手紙ありがとうね』と

優しく言ってくれた。


あぁ先生怒ってない…よかった!って思った。


怒る怒らない、じゃないのにね。


そのあと私は先生になんて言ったか覚えてないけど…

安心した気持ちで、

サヨナラをして学校を出た記憶はある。


 

ステージでは、顔を上げて先生の顔が見えないほど

泣いてしまっていたけど


先生はきっとそんな私を

微笑ましく見守ってくれていたんだろうなって

今は思う。


低学年の時は、

発言すらままならなかっためろんが、

副会長にもなって、

ステージにあがって手紙を読めるほど

自分を発揮できるようになってきているんだな、

成長したな

て、思ってくれていただろうな。


勝手な解釈だけど。


そして、私の大好きな先生がいない高学年シーズンが始まった。


つづく~

宇宙人だったのか?〜

めろんライフストーリー20



次回は、宇宙人疑惑の先生の話でーす