手術当日 手術室で

せまいベッドに横になると

３人のスタッフがいっせいに私の体に準備をはじめました。

血圧計を腕に巻き、

心電図モニターを装着します

体の中の酸素を測る機械を指先につけます。

点滴の針を入れます。

肺血栓塞症を予防する為に　足にマッサージ器、フロートロンをつけます。

（エコノミークラス症候群とも呼ばれる）詳しくはこちら→（★）

機械がずっとモミモミしてくれて　気持ちいい。

これはつけない場合もあるんですって。

そして　いよいよ　麻酔です。

私は全身麻酔をします。

あおむけに寝た状態で口元にマスクをあてます。

マスクからは　酸素が流れています。

「点滴から眠くなる薬をいれますね～」っと。

腕がひんやりした気がしました。

「ゆっくり２０　数えるくらいで　ねむくなります」・・・との説明が。

同時に酸素マスクからの空気が　薬剤の変なニオイになったなーっと

思った１秒後。

私は　ストンと　眠りの世界へ行ってしまいました

２０かぞえるどころか、　

まだ１も数えてないのに・・・・・・（笑）

いよいよ手術がはじまります

ついでに　全身麻酔で眠っていても　夢は見ます

私が眠ってるあいだに

尿の管を入れてくれたようです。体はこんな感じ　↓

のちほど　ドレーンというものを喉からつけます。

詳しくは　術後３日目の日記でどうぞ。

このあと　目が覚めたら、すでに手術が終わっています。

私が気になるのは　生理のことですね。生理３日目なので。

入院３日目 手術当日の朝

とうとう　手術の日の朝がきました

昨日　説明されたとおり、トイレも済ませ

着がえて準備をしました。

看護師さんがやってきて

熱と血圧をはかります

時間になったので

手術室入り口へ歩いて向かいました。

同じ時間に別の部屋で

手術する人が数名いるようで、

手術室入り口前は　患者や家族で

たくさんの人があふれかえっていました。

名前を呼ばれた順に　部屋に入るそうです。

私の名前も呼ばれ、麻酔科医、看護師が迎えてくれました。

本人確認の為　腕についた患者識別リストバンドを見せ

（病院によります）

フルネームをいいます。

手術する部屋へ移動しました。たくさん部屋がありましたよ。

じろじろ見る暇もなく、案内されました。

窓の無い部屋ですが　照明は明るく嫌な感じはしません。

先生たちがすでにスタンバイしていて

なにやら　わきあいあいと楽しそうに話をしていました

「どうぞ～　横になってください」といわれます。

へぇ～　ベッドせまーい！

腕を広げたら　ベッドから落ちるくらいのせまさです。

無駄なスペースが無しのコンパクトベッド（ほとんど　ただの台？）です。

体が落ちないように軽くベルトで固定して転落を防止します。

両肩あたりに　腕を置く用の台も左右におかれました。

「寒かったら言ってくださいね」

病室よりもやや低めの温度になっていましたが、平気でした。

寒い方には保温具を用意してくださるそうなので　遠慮なく！

以下に心当たりがあるかたは　看護師に伝えてください。

・アルコールやイソジン、薬品などでかぶれのある方

・皮膚に傷やかぶれのある方

・テープでかぶれやすい方

・ゴム手袋でかぶれることがある方

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく

入院２日目 ごはん編

３食昼寝つきで　なんとも楽しい気分

それも今のうち？

《２日目　朝ごはん》　ひゃぁー質素すぎるわ～（笑）

おかかブロッコリー

生揚生姜煮

ホウレンソウ味噌汁

牛乳
ごはん

《昼ごはん》

焼き鳥丼

もやしの味噌汁

小松菜のあえもの

イチゴ

《夜ごはん》

白身魚のグラタンソース　これ、うまっ！

具沢山スープ

酢の物

オレンジ

ごはん

夜は豪勢でしたよ～。

この病院は　ごはんが　おいしいですね～★

毎回楽しみです。

明日は手術ですので、

２１時以降は　飲食ストップなのです。

食後は　お菓子も食べときました

今日も１日　楽しくすごせました。

（ほんとに病人か！？！)

２１時就寝。

私は　けっこう耳がいいので

ナースさんが夜中に見回りにくると

起きてしまうんです～

そうすると　夜中にトイレに行きたくなるんで

めんどうなんですよぉ。

真夜中に暗い中　トイレに行くのは大人ですが

ほんのちょっと恐いんで。

やっぱり病院なので　もしかしたら幽霊とか・・・？

もちろん　見えませんけどね。（笑）

毎日　早足でトイレに行きました。

手術前日の説明②

入院２日目　明日は朝からいよいよ　手術です

夕方　主治医の先生から　さらに詳しい説明があるとのことで

旦那さんも来てくれました。

机とイスだけの　他に何もない部屋に呼ばれましたよ。

もう一度あらためて

・どんな手術をするのか

・今の状況

・手術後におこりうるリスクの説明

などなど、　喉（甲状腺）の模型を使って説明してくださいました。

手術ではどれくらい喉を切るのか・・・と　聞いてみました。

先生が　油性ペンで　「このへんです」と　印を書いてくれました。

このペンのところを　全部切るわけではありません。

だいたいの位置はこんな感じ・・・ということです。
（切除部分は６ｃｍ～７ｃｍの予定）

太さも　実際はこんなに太くはないそうですよ！

男性なら　ワイシャツのえりのボタンをしめてしまえば

傷が隠れる位置ですね。

私の病状＆手術については

・現時点では　リンパへの転移は見受けられない。

・比較的に小さい乳頭癌である（１．５cm）

亜甲状腺全摘出になるか　

もしくは左葉摘出（全体の６０％～６５％で　残すのは３０％～３５％）。

※喉をひらいてみて状況により摘出部分を決めるとのことです。

甲状腺機能を温存し、

反回神経麻痺や副甲状腺機能の低下を防ぐように

手術してくださるとの事。

反回神経とは→（★）wiki

左葉の摘出をしたら　生体検査をして（細胞ではなく組織を検査）

乳頭癌だと確認（確定）して

気管周囲のリンパ節郭清を行う。

【術後　機能での問題点】

全摘出をした時

→甲状腺ホルモン剤を一生にわたり服用することが必要となる

甲状腺の裏側についている　副甲状腺（４つある）を

すべて取ることになった場合、カルシウム剤やビタミンＤを服用することになる。

（ひとつでも残せたら９５％くらい大丈夫）

一番の問題点は

声帯のこと。

反回神経の麻痺が発生すると　声帯が気管入り口をふさぐ形になり

動かなくなって声がかすれたり、食べ物がむせたりするようになるかも。

手術中に

反回神経まで癌が浸潤しているとわかった場合は

一緒に切除が必要かどうか判断をする。

両側の反回神経を損傷した場合は

声が出にくくなり、気管の入り口が完全にふさがれてしまうので

息ができなくなる。

重大な合併症をきたす。

この場合、気管に穴をあけて空気の通り道をつくらなければならない事もある。

あくまでも　私の病状の場合の問題点です。

個人差がありますので、すべてが参考になるわけではありません。

ご注意くださいませ。

同時に　おっぱいにできた　良性のしこりも取ることになりましたので

手術時間は　おそらく６～７時間は　かかるとのことでした。

甲状腺とおっぱいの手術は

まったく別の手術になるので、

先に甲状腺が終わったら、

先生たちは　全員新しい服に着がえて

用具もすべて新しいものにとりかえて

おっぱい手術にとりかかるとの事です。

先生のお話は　わかりやすく、

ほとんど不安を感じませんでした

熱心で優しく　しっかりと説明してくれた先生　

もう　私のすべてをまかせます！！

入院２日目 手術前日の説明①

手術の前日は　朝からいろいろな方が

挨拶と説明にきてくださいました。

・手術室のナースさん。

・麻酔科の医師。

・いつも外来でもお世話になってるメイン担当医師。主治医。

・乳線外科の医師数名　　

・・・などなど次から次へとベッドへ訪問に

術後はしばらくお風呂には入れない為

前日に入浴、または体を良く拭いて　清潔にします。

マニキュア、ペディキュアは忘れずに取ること。

整髪量や香水もＮＧです。

私の場合　朝１番の手術で９時スタートの為

前日の夜２１時から　飲食禁止となりました。

私が一番気になっているのは　生理のこと。

手術日は　生理と重なり（３日目）なんだか心配でしたが

とくに問題ないとの事です。

長時間、ナプキンをかえられそうにないので

タンポンも同時に使うことにしました。（看護師さんに報告済み）

手術当日は

時間までに　トイレを済ませておいてくださいとのこと。（排便、排尿）

恥ずかしい話ですが、

私は　少し緊張して便秘気味だった為、念のため

前日の夕食のときに便秘薬をもらい　飲んでおきました。

すると、朝、すっきり

（医師や看護師さんに　お願いすると　便秘薬をもらえます）

手術後、しばらく動くことが禁止で　トイレに自力で行けなくなるため、

万が一、←がしたくなったら　困るでしょう！？

排尿は尿の管をつけているため袋（バック）にたまります。

まだ若いし　そこまで看護師さんにお世話になるのはちょっとね・・・。

便秘薬はこちら　アローゼン。夕食の時に飲むと　翌朝出ます。　

ヘアピン、時計、指輪、イヤリング、ピアス、ネックレス、メガネ、コンタクト、

入れ歯などをはずします。

渡された　手術衣・手術帽を着用して　待機との事。

また、事前に紙パンツを売店で購入するように言われていたので

そちらをはいておきます。

また患者識別のリストバンド等（病院による）をつけておきます。

貴重品は　床頭台の鍵のかかる場所に保管するか、家族に預けましょう。

誰も家族がいらっしゃらない場合は、

床頭台の鍵は看護師さんが預かってくださることもあります。

病室に戻ってから　前あきのゆったりしたパジャマに着替えますので

すぐに出しておけるようにしましょうね

夕方　主治医の先生から　さらに詳しい説明があるとの事でした。

今日は　血圧を測ったのみで　検査はナシです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく

入院１日目

旦那さんにも　荷物を 持ってもらい病院へやってきました

今回は２人部屋です。

窓側のベッドに案内されました。

景色も　なかなかキレイでいい感じ。

すぐに　お風呂場や、洗面所など　病院内の説明を受けました。

旦那さんはすぐ会社へ～

まだ朝の１０時半くらいなのに

さっそくパジャマに着がえて横になってみました

元気なのに　急にちょっぴり病人になった気分です！？

やっぱり眠くないので

持ってきた荷物を　棚に生理整頓していると

看護師さんがやってきました。

ベッドで熱と血圧を測って　採血

「今日は　もう　検査はありません。」との事。

さっそく　お暇な人になってしまいました（笑）

テレビなどを見ていたら　お昼ごはんが運ばれてきましたよ。

《１日目　昼ごはん》１２時

学校の給食を思い出すなぁ。

釜揚げうどん

かき揚げ盛り合わせ

小松菜　人参

いよかん

ヤクルト

食事制限はないので　普通食です。

病院の食事って　おいしいんだ～

こりゃ毎日　楽しみですな。

昼の韓国ドラマを見て、

売店へ行ってお菓子を買い

昼寝して、お風呂に入ったら　もう夜ご飯・・・・

《１日目　夜ごはん》１８時

若鶏のソテー

エビシュウマイ

きんぴらゴボウ

春雨スープ

白米

ヨーグルト

ちょっとした民宿にでも行ったような気分です（笑）

おうちの家事も料理も洗濯もしなくて良いなんて。

こりゃ　　た・・・楽しい

２１時就寝。

手術は　あさっての午前９時からです。

※　 私の場合、入院前の外来通院中に　

　　　手術に必要な検査をほとんど済ませてしまっているので

　　　お暇だったようです。

入院時の持ち物♪

病院によって違いますが、

入院する時に　持っていたら便利なものを、

自分なりに　こちらに書いておきますね

これは実際に　私が持っていった入院グッズです。

よろしければ　どうぞ参考にしてくださいませ～

（女性用に書いていますので　男性はお気をつけください）

・健康保険証

・診察券

・印鑑

・入院同意書等の書類など

・パジャマ（ねまき　Ｔシャツ等）

・特に甲状腺癌の手術を受ける方は　前あきのパジャマを２枚は持っていってください！

（術後ドレーンをつける可能性があるため）

・ガウンやカーディガン等　羽織るもの

・スリッパ

・ハンガー

・歯磨き用品

・バスタオル　フェイスタオル

・コップ

・洗顔フォーム　ボティソープ　石鹸など

・洗面用具

・シャンプー　リンス（トラベル用のミニサイズ）

・下着類

・爪切り

・めんぼう

・鏡

・化粧水＆乳液等とスキンケア用品

・髪をしばるゴム

・顔を洗うときのターバンのようなもの

・箱ティッシュ

・ウエットティッシュ

・大人用　おしりふき（手術後、しばらくお風呂に入れないので、あったらすごく便利でした！さっぱり）

・お箸、スプーン等（病院によっては　出ないこともあるから）

・ストロー（甲状腺を手術される方は　あったほうが絶対に便利です）

・携帯電話

・携帯の充電器

・I PodやＩPadと　その充電器

・テレビ用イヤホン

・くし、ブラシ

・毛抜き

・かみそり

・筆記用具

・お暇なときの便せんや切手

・病院は　かなり乾燥しますので、顔のパックを持っていくといいですよ！どうせ暇でしょ～。

・食べかけのお菓子を入れる予定のジップロック

・髪の毛やホコリをとるコロコロ

・ポーダブルＤＶＤ（私はドラマを録画して持って行きましたよ。イヤホン忘れずに）

・カメラ（これ　私だけ？記録用）

・現在　服用中の薬（もしもあれば）

・コンビニでもらうような　ビニール袋４～５枚。（使用済み下着を入れたり何かと使えます）

・洗濯用洗剤（病院にコインランドリーがある場合）

・必要な方は生理用品。ナプキンとタンポン両方あると良いかも。

・ふりかけ（笑）病院食は　あきるから。

・雑誌や本

・枕が変わったら眠れない人はマイ枕。私は持参しましたよ。

・時計

・メガネ　コンタクトなど

・お年よりは　入れ歯もね？

売店にもほとんどのものが揃っていて購入できますが金額が高いです。

私も前あきのパジャマの件は　事前の説明が無く、

手術の前日に言われて

売店で買いましたが、１着５０００円もしちゃいました。（それを２枚で１万円の出費！）

おばちゃんのような花がらしか売ってなくて・・・・（恥）

上記のものは　必ずしも　必要と言うわけではありません。

しかし　私が実際に持っていって良かったものを書いています。

入院すると　お暇な時間が山ほどありますので

自分は　「美容に力を入れる！」とテーマを決めて

毎日　マッサージクリームで顔をクルクルして

顔のパックやスキンケアを念入りにしていました。

普段の生活だとなかなかできないこと、

入院中にやってみませんか～？？

入院前の準備

入院する日が　もう決まっている中で

直前に　これ、やってて良かったなぁ～と思うのが

美容院に行くことでした

前日は　いつものお店で

カット、カラー、トリートメントをしましたよ

退院してから　しばらく傷口がふさがるまで

首を上に向けない（アゴを上げない）ほうが良さそうです。

せっかくの傷口が　パックリしちゃったら嫌ですもんね

床屋なら　前かがみで髪を洗ってくれるところもありますが

美容室はたいてい

あお向けで、　しかも頭をちょっと後ろに反らせますよね。

たぶん　何だか危険な気がします・・・・。

そんなわけで、　カラーはプリンになっても目立たないように

落ち着いた茶色にお願いしました。

そしてトリートメントをしっかりして艶々にしました

さあ、次に　美容室にいけるのは

退院してから　どれくらい先になるでしょうか？

落ち着いたら　お医者さんに聞いてみます

告知後 家で

病院で甲状腺癌の告知を受け

帰りのタクシーにいつ乗ったのか記憶がないほどです。

会社にいる旦那さんよりも

私のほうが　一足早く家に着きました。

旦那さんには　先ほど電話で癌を告知されたことを話しました。

顔を見ると　きっと不安で　泣いてしまいそうな気分です。

少し覚悟はしていましたが

急に「癌」だと言われて　辛いのは自分です。

でも　同時に　

旦那さんの気持ちも考えました。

大事なパートナーが病気になることが　どんなに辛いか。悲しいか。

その気持ちもわかります。

私に　どんな言葉をかけようか　

どんな態度で接しようか

きっと必死に考えてると思います。

帰ってきた旦那さんの前で

私が素直に感情のままに

どんなに泣いても　悩んでも　取り乱しても

病気だってことは　変わらない。

癌だということは変わらない。結果は同じなんだよなぁ・・・と。

・・・・だったら　

せめて　よけいな心配をかけないように

私が明るく　元気に　心配かけないようにするのが　

一番いいんじゃないか？と考えました。

絶対に　泣かない。弱音を吐かない。

自分の中で　約束しました。

まずは　自分の気持ちを落ちつかせなきゃ。

しばらくして　旦那さんが　帰宅

心配そうに家に入ってきました。

いつもどおり「おかえり」と　元気に言えた気がします。

これなら穏やかにいける！！！

しかし・・・・・

「つらかったでしょう・・・・」と言ったとたん

もう涙があふれてきてしまいました。

わたしったら～。計画が　失敗。

病院で　恐い思いをしたのが急によみがえってきて

はりつめていた気持ちが　ぶわぁぁぁ～っと溢れてきてしまった。

結局　旦那さんを心配させてしまう結果となりました。

今　思えば　無理してたんでしょうね。

病気の本人が、　患者の家族の気持ちまで考えようとするなんて

ちょっと器用すぎたのかもしれません。

だけど　後にも先にも　涙を流したのは　これっきりです！！！

もう　私の不安な態度で

旦那さんに心配をかけない！と心に誓いました

検査結果

針生検と穿刺吸引生検から　２週間後　病院に行きました。

今日は　検査結果を教えてもらえる日です。

待合室では　恐くて恐くて震えて、ため息の連続でした

名前が呼ばれて　診察室へ

「こんにちは～。先日の検査の結果ですけど、良い話と悪い話、両方あります」

穏やかに、話してくれていますが　

私は心臓が口から出そうなほどビクビクしています。

「・・・・」

「まず良い話ね。胸のほうは　乳がんじゃなかった。詳しくはあとでね」

「あ～（ホッ）そうですか～」祝

「悪い話は　喉のほうね。これは　甲状腺の癌でした」

「がん・・・・・・・・癌ですか・・・・・・・・・・・？？？」

ドラマなどでは　癌の告知といえば　

まず　家族が別室に呼ばれて

本人に告知しますか？しませんか？・・・みたいなやり取りがあってのはずなのに

あっさりと　告知です。。。

急に　どん底に突き落とされた　気分になりました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　癌といえば「死」？？？。

「甲状腺の乳頭癌と言ってね、家に帰ったらインターネットで見てもらえればわかるけど

　　早期治療をしっかり行えば　おとなしい良好な癌です。

　　甲状腺癌といえば　８割はこの　乳頭癌と呼ばれるもので　生存率も高いですよ。」

「・・・そうですか」（・・・といいつつも　頭に内容が　まったく入ってこない）

それから詳しい説明が　たくさんあったのですが、

「癌」という言葉が頭でいっぱいになり

本当にショックで、先生の話を覚えていません。

私の場合は、入院して手術で腫瘍を取る方法が一番良いとのこと。

「旦那さんも　ご心配されてますでしょう？

　　　今度の診察のときに　僕から詳しくお話しますので、一緒にきてください」

「入院の日に備えて　いくつか検査をしてから　帰ってください」

心電図、レントゲン、肺活量、HIV検査（血液検査）、腫瘍マーカー（血液検査）、

身長と体重をはかり終了。

落ち込みすぎて、足取りも重かった・・・。

仕事場にいる旦那さんに　電話

「えええ！？！？！？甲状腺ガン？？？？？」（焦）っていう反応でした。

大事な大事な大好きな旦那さん。心配させたくないのに・・・