休職する前から、家事を当たり前のようにやっていた夫。
それは休職後も変わらなかった。
朝、子供達が登校、登園する頃、洗濯機から洗濯物を取り出し、干す。
「しなくていいよ」と言いつつも、やってもらうと助かるから、わたしも強くは言わずにいた。
夕食後、食器洗いに立つ。これも同じ。
「やるから置いといて」といっても、「やりたいからやるだけ」と言ってやっちゃう。
ストレスフル、しかもキャパの狭いわたし。だからよく子供達にイライラをぶつけていた。
そんな時も、子供たちを慰め、落ち着かせる…面倒をみる。
雰囲気は暗いけれど、家ではそうやって以前とあまり変わらない感じで家事をする夫…。
11月はrelaの幼稚園で誕生日会があった。
せっかく休んでいるんだから、いつもは行けない誕生日会行ってみたらいいのになぁー。
なんて気楽に思っていた。
わたしからしたら、は家事できるくらいなんだから、行くぐらいできるでしょーよっていう気持ち。
夫に誕生日会、行く?って聞いた。
即答「無理やわ」だった。
そう、家事の仕方は変わらないけれど、夫の自覚症状としては
行ける気もしない、行きたいとも思わない。
だったのだろう。
少し拍子抜けしたものの、まあ、人前はしんどいのかなと思い、そのままにしていた。
ただ、この頃から
家事をする夫の姿にもイラつく日が出てきたわたし。
夫は良くならない…悪化もしている印象はないけれど、相変わらず昼間もよく寝ていたし、会話にハリがない感じだったから。
なんか違う…なんか違うんだよー。
そうやって悶々としながら時は流れて行った。
今振り返りながら思うー
わたしを苛立たせたくないーその思いが夫を動かしていた。
わたしの機嫌が悪いことが、嫌だった。しんどかった。
だから、そうならないように、家事したり子供の面倒みていたのかなぁ。
争いごとの嫌いな夫。
妻を苛立たせない=妻の負担を減らす
ということだったのか?
それともう一つは
「何もしない」ができない。だから、家事をする。
本当の意味でまだ休むということができていない。何かしている=できることがある…と確認していたのかなぁ。
どうなんだろう。
いずれにしても、休職し始めてからも、休めないーそんな夫だった。