はじめに
止まったままの時計と、導き虹の橋を渡った愛犬ルシア。

彼女を想うだけで涙がこぼれ、他の方の訃報を聞けばいたたまれなくなる。
ペットロスのために引越しまで決行したのに、私の時計の針は、あの日から進めずにいました。

そんな3回忌の節目に導かれたのが、羊毛で作る「リアルわんこ」でした。
羊毛をチクチクと刺すたびに蘇る、ルシアのまなざしと優しさ。

これは単なる手芸ではなく、私にとっての「記憶の再生」であり、ルシアからの「卒業の儀式」
悲しみを「創造」に変えよう。
そう気づいた私の記録です。
第1章
爆弾を抱えた日々〜いつ命の火が消えるかわからない恐怖〜
子どもを守るために移り住んだ場所で、ルシアのお腹に現れた異変。
「炎症性乳がん」という衝撃の診断。
さらに追い打ちをかけたのは、過去の病院での医療ミスによる未閉鎖の傷口でした。
医師から告げられたのは「早ければ1週間、もって1ヶ月」という余命、そして「尊厳死」の選択。
そんなこと、できるわけがない!!!
かつて無念な形で愛犬と子どもを亡くし、自身の難病を克服してきた私は、心に誓いました。
医師に頼らず、何がなんでも彼女を救う。最期まで心地よく過ごさせると。
第2章
看病という名の対話〜「忍耐」の先に見つけた、言葉を超えた信頼関係〜
互いに怖くて、不安で押しつぶされそうな日々。痛みと恐怖から本気で噛みついてくるルシアに、私はひたすら「大丈夫だよ」と声をかけ続けました。
1日3回、肉が腐敗しては再生する大きな傷口の手当て。深夜2時間の徘徊散歩。最初は「忍耐」だと思っていたその時間は、いつしか幼子を育てる時のような、ゆったりとした愛おしい時間へと変わっていきました。
言葉を発しない動物を介護することは、人を介護すること以上に、深い魂の対話が必要なのだと、ルシアが教えてくれたのです。
第3章
卒業できない自分への葛藤執念で駆け抜けた、命の1年間。
ルシアは最後に、探し続けていた子どもと再会し、私に「ママ、もういいよ」と微笑んで虹の橋を渡りました。
苦しませずに済んだ安堵の一方で、「完治させられなかった」という無念。
魂は戻ってくると信じているのに、肉体がない寂しさに立ち止まってしまう。
私はいつまで、この思いを引きずって生きていくのだろう、、、
心がざわつき、不安定な日々が続いていました。
第4章:羊毛フェルトとの「衝撃の邂逅」
そんなある日、ふと開いたInstagramで目にしたのが、これまでの常識を覆すほどリアルな羊毛の動物たちでした。
「え?ぇぇえー?!」
驚きと同時に、直感が走りました。
これでルシアを再現したい!
そうすれば、もう一度ルシアに会える。自分自身、納得して、卒業できるかもしれない。
かつてルシアの身体が必死に「腐敗と再生」を繰り返したように、今度は私の手で、羊毛を通し彼女を「再生」させる。

それが、私と一緒に歩んでくれたルシアへの、最後の恩返しだと思ったのです。
第5章
羊毛に宿る温もり、前へ進むエネルギー

今、私はルシアと対話しながら針を動かしています。雑念が入ると針が指に刺さり、「余計なことを考えないで」と叱られているような気がします。
マズルを作れば「ごわん!」と催促する声が聞こえ、植毛をすれば、あのふわふわした感触が指先に蘇る。
無臭の羊毛だから、かえって冷静に純粋に彼女の存在を愛でることができる。
そういえば羊を追う犬。羊を見てずっと吠えてたな、なんて思い出す。
そういえばシェリーもシェットランドシープドッグ笑
羊つながり🐑🐑🐑
羊も飼いたかったけど、大きいからなぁ、、、でも、わたわたできるやん💡
って、毛刈り誰がするねん。。。

3年も経つのにまだ引きずってるの?
と言われます。
でも、あの子は私の子どもなのです。
今、目の前にいる愛する存在が明日突然いなくなると想像してみてください。
きっと、今よりもずっと大切で愛おしく思えて、優しく、深い信頼で接することができるはずです。

視覚と手触りで再現されるルシア。
その温もりは、私が前を向いて歩き出すための、確かなエネルギーになっています。

結び
完成までは、もう少し時間がかかりそうです。でも、焦ることはありません。
この「対話の時間」そのものが、私にとっての癒やしだから。

幸せな時間なんだよ
🐶👶🏻👼🏼🐶👶🏻👼🏼🐶👶🏻👼🏼🐶👶🏻👼🏼🐶
同じように、癒えない傷を抱えているあなたへ。
愛するきもち、悲しみは無理に消さなくてもいいのではないでしょうか。
愛する人から愛されない、愛されなくなるほど悲しいことはありませんから。
ただ、その愛を別の形に変え、前に進むエネルギーとなる方法は必ずあります。
手直し必要な作品ですが、過去に写真絵本と歌もつくりました。
新しい愛、新しい自分を探しに動いてみてください。
あなたもわたしも
good luck 👍✨
ありがとう
ありがとう
感謝

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