個人懇談/あきら3年生 | 毎日がキラピカ

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育児育児で自分の時間は激減。それでも「自分が一番大事」という姿勢は崩さず、趣味の吹奏楽だけは意地で続ける。そんな私が気まぐれな頻度で書きます。

昨日はあきらの個人懇談でした。


私は、大きく分けて3つの面でお話を伺おうと思っていました。

①学習面

②生活面

③友だちと上手くやっているか


学習面では問題ないということで一安心です。

(まぁまだ3年なので、この段階で勉強に不安があったらえらいことですが。)

もちろん得意苦手はあって、先生いわく「算数・理科・社会の時は目の輝きが違います。」だそうです。

わかりやすい…。

彼が苦手なのは、文字を丁寧に書くこと・作文を書くこと・思っている事を上手くまとめて話すことなど、主に国語分野です。前にも書きましたが。

でも、あきら本人が「国語はちょっと苦手」と語ってはいますが、テストをすれば漢字はしっかり覚えているし、問題もきっちり解けているので、わからないわけではなく、算数・理科・社会の大好物トリオに比べると国語には目は輝かないという感じのようです。

そういえば、漢字のテストで満点をとれていなかったのですが、これは、「多分正解の漢字を書いているのだろうけれど、私(先生)が解読できませんでした…」ということでした…。
んー…。

どやろ…。

それ、どやろか。

本当に汚いんですよ、字が。


そういえば、先生が、「あきらくんは天才型ですね。コツコツ努力はできませんね。」とおっしゃいました。

ええ。

その通りです。

でも、「コツコツ頑張る事が出来る子は、それがその子の良いところで、天才型の子は、それがその子の良いところです」と言われました。

それを聞いてちょっと目から鱗が落ちました。

私は「あきらに欠けているもの」ばかりを求めてしまっていました。

ごめんよあきら。

でも「いずれコツコツやらないといけない事もでてくるので、その時は頑張ってくれると思います」とも言われました…。本当に頑張ってくれるかはその時にならないとわかりませんが…。


それと、先生もおっしゃいましたが、あきらの事を「天才型」と言う人は割といます。

ここ要注意ですよ。

「天才」ではなく、あくまで「天才型」ですのでお間違いのなきよう。

ネコロボットではなくネコロボットですから。(関係ない)



生活面では、これは「生活面」というのかわかりませんが…。

あきらは、きちんと宿題をやっているにもかかわらず、それを提出しないことがあります。

宿題は、朝、登校して教室に入ったら【宿題提出カゴ】に入れることになっています。が、それをなぜか提出しない。

なぜに?!

勿論先生も声をかけて下さっていますが、なぜか提出しない。

なぜに?!

それは誰にもわからない…。
不思議な男です。

持って行った宿題を提出しなかったら、それは「宿題忘れ」という扱いになってしまいます。

んー…。

その落ちこぼれ具合が許せない…。

ちなみに、先生に伝えたい事を私が連絡帳に書いてあきらに持たせても、その連絡帳を先生に見せずに帰ってくるため、重要な事柄が先生に伝わらない事もあります…。

というわけで、私はあきらに「宿題を提出しろ、連絡帳を先生に見せろ」とうるさく言い続けて来ました。

すると、このところ宿題も出すようになってきたということで、あきらが、先生から言われなくても宿題を提出できた日には、先生はあきらを大げさに誉めて下さるそうです。

でも先生いわく「他の子にはそんなことで誉めないんですけどね」(←提出して当然だから)

先生のこの一言を聞いて思わずガハハ!と笑ってしまいました。


ちなみにあきらが何をするにも時間がかかるのは幼稚園の頃とまるで変わっていません。

決して動作が遅いわけではなく、【今すべきこと】に集中するまでの時間が異様に長いのです。

朝、教室に入ったら、ランドセルを下して宿題や連絡帳をしかるべき場所に提出し、ランドセルをロッカーに入れて…と、一通りの「朝の準備」なるものがあるようですが、あきらはそういう事を一切しないまま、いつまでも喋っていたり虫を観察したりしているそうです。

しかも今あきらの席が教室の一番左の一番前の席…つまり先生の席の目の前で、朝の準備もせず自分の机の上に座って先生にあれやこれやと話しかけるそうです。

んー…。

幼稚園の頃、リュックを背負って帽子もかぶったまま、いつまでもウロウロしていたあきらの姿を思い出します…。同じことをお父さんも言っていました。本質は何も変わってないな…と。

それでも、先生がおっしゃるには、「周りに合わせないといけないな…ということに気付くのが早くなってきたと思います」ということでしたので、それなりに頑張っているのだなーと思います。


友だちとうまくやっているのかという面では、ちょいちょい喧嘩はしているようです。まぁこれは予想通りではありましたが、ただ心配だったのが、手や足が出てはいないかということでした。

最近ひかるが「にぃちゃんがたたいた!」と訴える事があり、手の出ないと思っていたあきらも手を出す事があるのだと気付きました。

それで気になっていたので先生に聞いてみたところ、やはり学校でも友だちと喧嘩して、口で勝てないとなってくると手が出てしまうことがあるということでした。そうなると相手も勿論反撃してきます。先生は、喧嘩の最初の原因はどちらかにあったかもしれないけれど、手を出した時点で(そして手を出されたからといって出し返した時点で)、手を出した子は皆悪いと言っておられるそうです。


まだ3年生~4年生というと、喧嘩をしても「ゴメンな」「ええよ」で済み、10分後にはケロっと遊んでいるそうで、根の深いものはないそうです。私も、「先生もしくは相手の親御さんから連絡がない限りは深刻な喧嘩はしていない」と勝手に解釈していたのですが、まさにその通りだったので安心(?)しました。

あきらはこだわりが強い割には、自分の想いを上手に言葉にして伝えることが出来ないので、余計に、喧嘩をして口で負けそうになって力に訴えてしまうのかなとも感じました。

先生は、3~4年生の間に友だちとたくさん喧嘩をして・衝突をして・発散しておくことも大切だとおっしゃっていました。これが高学年の喧嘩だと根の深いものにもなってくるし、体も大きくなってくると怪我もあるかもしれません。あきらも、今のうちに友だちとの関わり合いや、手は絶対に出さないという事を学んで欲しいと思います。


他にも色々とあきらの学校での話を聞かせてもらい、まぁ大方は予想通りでしたが、やはり個人懇談…先生とコミュニケーションを取る事は大事だなぁと痛感しました。

あきらの通う小学校では、1学期の個人懇談は「希望制」です。あきらのクラスは36人クラスですが、今回は20名くらいしか懇談の申し込みをしていないようでした。勿体ないなぁと思いました。

私は今年度、あきらのクラスの役員をしているので学校に足を運ぶ事も多く、先生にお会いすればその都度色々お話も聞いているし、先生からも電話があったり(役員のことなどで)、割と先生と会話する機会が多いです。先週もタップリと話をしたところでした。それでも昨日の懇談ではまたタップリと話すネタがあったということは、どれだけ先生との会話の時間が必要か…ということがわかります。

言い替えると、保護者はどれだけ学校での子供の様子を知ろうとするか…。子どもに関心のない親御さんはいないと思いますが、親の姿勢って、先生に伝わるんじゃないかなと思うのです。


よそのお子さんは、うちの子のように心配が尽きないというわけではないのかもしれませんがね!ガハハ!

でも私は、学校での彼の様子をたくさん知りたいと思います。


以上、長々お付き合いいただき有難うございました。