こんにちは、
大阪府在住、ライフオーガナイザー®×介護福祉士の福田麻美です。
前回のブログでは、学校だよりでの校長先生の言葉に感動し、
「マルトリートメント」について投稿しました。
私はこの言葉を知って、過去のことを良く思い出すようになりました。
自分の言動を振り返り、反省を重ね現在に活かしているところです。
その一つが「夫婦喧嘩を子供に見せない。」です。
今日は私の反省と現在、2人の子供の気持ちを書きます。
なぜ、マルトリ(=マルトリートメント)の中でもこの「夫婦喧嘩を子供に見せない」を
お伝えしようと思ったのかというと、
夫婦喧嘩を子供に見せないについては、実のところマルトリを知る前から実践していました。
そのキッカケは息子に言われた言葉だったのですが、マルトリを知って更に「夫婦喧嘩を子供に見せない」がどれだけ大切なのか理解を深めることができました。
マルトリートメントに関して、お隣の豊中市のサイトがとても分かりやすのでリンクを貼っておきます。
(担当者様に許可をいただき済み。サイト内の画像の利用はできませんのでご注意を。)
この中のリーフレットがとても分かりやすいのでぜひ見てみてください✨
私の話に戻ります。
「夫婦喧嘩を子供に見せない」を実践し始めたのは、息子の言葉がキッカケですと前記しましたが、その言葉が当時の私にはとてもショッキングな言葉でした。
そのエピソードです👇
娘が2~3歳の頃、私はパートナーと(まあまあ)激しい喧嘩を(まあまあ)頻繁にしていました。
喧嘩が始まると、当時高校生の息子が部屋から出てきて、小さい妹を自分の部屋に連れて行ってくれるのです
その時、私は単純に“大人同士の話がスムーズにできるので助かる”くらいに思い、息子の行動に“ありがとう”と言う程度でした。
ある日の喧嘩の後、娘を息子の部屋に迎えに行くと言われたのです。
「○○(娘の名前)に、親が喧嘩してるところを見せるな。喧嘩が始まる前に○○を俺の部屋に連れてこい。」
偉そうな口調に少しムカッとしながら、理由を聞いてみると、
「俺は親の喧嘩を見るのが嫌だった。なんでそんなに喧嘩するのか悲しかった。
お母さんはお互いを知り仲良くするための喧嘩だから心配しないでと言っていたけど、少しもそんな風には受け取れなかった。だから、○○に同じ思いをさせたくない。」と、高校生の息子が涙目で話してくれました。
ショッキングな言葉のオンパレード
息子は譲れない部分を主張してくる性格だったため、言いたい事は伝えてくれていると思いこんでおり、小さい頃の息子がそんな風に思っていたことを知り、ショックという言葉では言い表せない苦しい気持ちになりました。(心が締め付けられる。心が痛い。)
ショックを受けた私は考えました。
考えても考えても「夫婦喧嘩を子供に見せない」は住環境的にとても難しい。
私自身、感情コントロールの面もとても難しい。
けれども対策は必要。
できる事はなんだろう。
少しづつ方法を見つけだしていき喧嘩になりそうな時、下記の方法をとるようにしました。
①子供の顔を見る。
②自分に“ちょっと待った”をかける。
③「その話、今じゃなくて後で時間とってもいい。」とパートナーに聞く。
この3つを心掛けているうちに、喧嘩はなくならなくても激しい喧嘩は無くなりました。
③に関してはパートナーから、「それならもういい。」と半ギレな返答が帰ってくるシチュエーションもありましたが、“絶対に伝えたいほどの事ではないのね”と割り切ることにしてました。
そして数年が経過した最近、マルトリを知りました。
“えっ、脳に影響を及ぼす‼”
またまた、ショックを覚えながらも自分の思い込みで子供の気持ちを判断しないため、
現在小学3年生になった娘に恐る恐る質問をしてみたんです。
「パパとママが喧嘩してるときどんな気持ち?」
娘の返答は、
「喧嘩というより、話し合いでしょ。」(おっ)
「それに、喧嘩になるかもしれない話の時にはママが『これからパパに文句を言ってきます。喧嘩になったらごめんね。』って先に言ってくれるから、好きなTV番組見て待ってられる。」
「それから、話し合いの後の方が2人が仲良くしている。」
話し合いと捉えてくれている娘の考えを知り、質問してみて良かった。
(ショッキングな言葉のオンパレードをまた受けるかと思っていたけど。)
話し合いと捉えてくれているからといっても、その場面を見せない努力は継続していきたいと思います。
そして、夫婦喧嘩はディスカッションと呼ぶことにしました(笑)
豊中市のマルトリートメントって?のリーフレットにある、【身体的マルトリ】【心理的マルトリ】。
私世代にはもしかしたら、しつけと言う名のもとに普通の事として親から受けた経験がある方もいるかと思います。私も受けてきた一人です。
それを子育てだと思い、息子には同じような行いを向けたことがあります。
自分の事や息子の事を振り返ってみると、少なからず影響があると実感する事柄があります。
脳の学びから知ることになったこのマルトリートメント。
知った時が始める時。
娘にはマルトリを意識してこれからもっと良い関わりができるのではないかと思っています
ライフオーガナイザー®の片づけの手法で、環境や思考を整えていったから出会えた言葉。
ライフオーガナイズは部屋を片づけるためだけの学びではないのです。
学びはどんどん繋がります。
次は、ライフオーガナイズで変えることができたことを書いてみようかな。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます