地震などによる建物の揺れを抑える免震・制振装置の検査データ改ざん問題があったと、最大手企業のKYBが10月16日に公表した。

なんと15年近くも前から行われており、データーを改ざんして合格として出荷された免振ダンパーはマンションや病院や公共施設など、986件もの建物に使用されており、順次交換していくとの事。

また、その後の19日にはビル名が公表されると共に、驚くことにスカイツリーや通天閣と言った塔や各地の府県庁舎や公共施設でも、KYB製の免振ダンパーが使用されているとの発表があった。

だが、一般のマンションなどは公表していない。これは、資産価値が下がる等の問題があるからであろうか。

マスコミもこの辺りをしっかりと追求し、必要があるならば、全ての公表を促すべきであろう。

命に関わる問題であるかもしれないのだから…

KYBデータ改ざん問題