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今回は昔に私の身に起きたショッキングな出来事のお話…
11年ほど前に右の耳下に小さなシコリを見つけました。
腫瘍です。
はじめて見つけた時には何にも思ってなくて
コリっとしたのあるなぁ〜ってただそれだけ心配は全くなかったんです。
でも段々と大きくなっていきました。
こりゃほっといたらやばそぅ…発見から半年くらいしてやっと病院へ
先生からこのままだと徐々に大きくなる可能性はあると言う事と
「女性で手術はオススメしません」
「顔面麻痺が出る可能性があるので」
と
淡々と話をされました。
その頃は結婚を控えていたし、美容の仕事をしていたので、その言葉はショックで悲しすぎた…
私このままほっておいて瘤取り爺さんみたいにコブが大きくできてる姿でいるか、手術で顔面麻痺になるか
どちらかを選ばないといけない…
究極の選択すぎて泣きながら母へ電話をした事をつい最近のことのように鮮明に覚えています。
ショッキングな出来事はいつまでたってもしっかり脳に焼き付いているものですね…
そこの病院の先生は信用ならなくて父がたまたま専門家の先生(しかも凄腕先生！)とのコネクションがあったのでその先生に診察してもらえる事になりました。
その先生はとても落ち着いたおじいちゃま先生☆
心配すぎた私の気持ちは先生とお会いしてからすぐにスゥ〜っと溶けていきました。
おじいちゃま先生は「大丈夫。ちゃんとしっかり取っておこうね」
的な事を言ってくれたと思います。
心地の良い状態は先程とは真逆で鮮明には思い出せない…
それだけ自分の中に溶け込んでいたと言う事だと思います^ ^
腫瘍もほぼ良性だと検査や診断もしてくださったし、とても安心で居心地が良かった。
トントンと手術日も決まりおじいちゃま先生はとても丁寧な手術をしてくださったそうです。
取り出された腫瘍もとても綺麗に出されていた事から丁寧だったと後から母に聞きましたし、心配していた顔面麻痺も全く出ず、しかも全身麻酔の術後なのに、すぐに気分良く過ごす事が出来ました。
傷跡も全くわからないような術後…
私はまだ起こってもいない事に心配するエネルギーを使うのは勿体無い事だったなぁと思います。
数年たったある日
またコリっとシコリのようなものが
同じ右の耳下あたりです。。。
まただ…
私は気にしないでいたら大きくならないかも
と首や鎖骨周辺のマッサージをしてみたりして大きくならない事を祈りながら過ごしました。
だけどまた目立つぐらいに大きくなってきてしかも前より早いスピードで大きさも大きい…
2回目だったので前ほど心配なく病院の診察へいきました。
おじいちゃま先生はもう引退されていて他の先生でした。
綺麗な女医さんです。
私は同じ女性だし、お顔の神経に関わる事だから慎重に手術してくれるだろうとおもっていました。
念の為その時の仕事の事も伝えました。
美容の仕事なので麻痺が出るのは本当に困るんです。と
先生はそぅだよねぇと
淡々と答えていました。
少し淡々とした返答が昔の初診の先生の事を思い出したのですが
MRIなどの大きな検査も進んでいましたし、先生が女性というところに安心しすぎていたのです。。。
その時の私には、その後想像もしていなかった結果が待っているとは思いもしませんでした。
続く…