肉体労働ではないから、楽な筈なのに毎日グッタリしてしまうのは何故か?


やはり私は頭を使うより肉体労働派なのね🥲


妹宅、近所のお嫁さんもなんだかなぁと思っていた。

妹から、遊びに行くと時折、あのお宅はお姑にものすごくいびられ病気なのにひどい扱いをされて…とか、出産時のトラブルで赤ちゃんを遺して亡くなり、その子に障がいが残って気の毒…云々などとチラチラと聞いていたのだ。


さて、妹だけど、全ての原因は夫源病なんじゃないか?と思うくらい夫婦仲がしっくりいっていない。

お互いに言いたいことも言わず、誤解やら気持ちのすれ違いがあるのだと分析している。

義弟も、悪い人間ではないのだから自分の気持ちをキチンと伝えろ!と言っても、妹はうまく伝えられない…と、黙ってしまうらしい。


離婚して家を出る…。

そうすれば、旦那がもっていかれる。

次は息子(昔、何かで書いたわね。私が教え込み、私をコウタンチレーオバチャン!コウタの綺麗なおばちゃんの意と、呼んだ甥よ!)

旦那にも、愛は無くても情はあるし息子にいくことだけは絶対さけなければならない!


何とかできないか!と妹と私は話し合いをした。


そして、超現実主義の義弟はさておき、甥に話をしてみることにした。


保育園で語り継がれて、皆が恐れていた恐ろしいゴリラおばさんの正体は私(嘘)と明かされショックを受け泣いたりしていた甥も、すっかり大人になったので今回の話は信じられないようだった。


彼はまず、近所の歴史を調べ始めた。図書館へ行き町史を読み込み更に関連書物を調べたらしい。

ある夜、おばちゃん時間がある時、家にきてくれない?話があると呼び出された。


彼が調べたところによると、17〇〇年頃、(←忘れた)大変な日照りが続き農作物がだめになり

餓死する人も出るような状況が続いていた。

山頂から空に向かい、鉄砲を撃つなど邪信迷信みたいなことまでやって雨乞いをしたなどの記述があった。

ここの記述にはなかったけど、ちょっと離れた場所では人身御供をして埋めたと書いてあったからあながち嘘ではないのではないかと思うと言った。


そこで、直系の跡取りである自分にも関わると聞いて怖いなと言った甥に、私たちからの話ではなくあんたも実際に会って先生から直接話を聞いたら良いわよ!

なんなら、私が金出してやるから予約取っていこう!と、え?などと戸惑っている甥を前に私はすぐに霊能者の彼に連絡をとり、え?え?などと言っている甥にいつなら行けるの?と聞き、はいはい!じゃ!その日で!とすぐ予約をしたのだった。


さて、後日。


甥はなんと言われたのか。


世の中には絶対に住んではいけない土地があるんだよ。

たくさん血が流れた場所とかね。

例えば、〇〇県の〇〇ヶ丘、△△県の△市のある地域とか。

それを忌み地と言うんだよ。


君の家は、残念ながら忌み地にあるから進学で離れたら戻らない方が良いよ。


甥は、強張った顔をして、俺は跡取りだから将来は家を継ぐつもりなんですが…とおそるおそる言った。


すると、跡取り?仏さまをまもるってこと?

このまま行けば…そうだなおそらく…40前後でまず精神がやられる。で、何もかもうまくいかなくなる。そうなった時、あの時のおじさんがこのことを言っていたんだとわかる日がくるよ。


自分だけならまだしも、君のお母さんが苦しんだように君の奥さんになる人、そして君の子どもにも関わってくるってことだよ。仏さまは新しい土地でも守れるよ。悪いことは言わない、あの土地を離れた方が良いよと霊能者の彼は言った。


甥は、呪いを解く方法はないのですか?と聞いた。


あるにはあるけど…。

例えば、自分がそこへ行き話をする。

どうしたら許していただけますか?と。

そうして、〇〇を供えて供養してほしいとか教えてくれたとしたら、呪っている人がわかった。もう気がすんだよと思ってくれるまでやり続けなきゃいけない。毎年、自分を招いて祀るのかもしれない。そうしたら毎年金がかかる。俺が途中で死ぬかもしれない。そうしたら約束が守れず余計に怒らせるかもしれない。どんな話になるのかちょっとわからないけど、金ももったいないし、出たら?と言った。




続く