両親の田舎がすきだった
山が多く、川が流れ、田畑が潤う
緑、緑、緑の自然がいっぱいのところである
母方の田舎の家はいわゆる古民家で100年は越えている古いおうち
蔵があり悪い事をすると入れられると思っていた
広い納屋には農機具があった
今なら博物館入りしてしまうような古い道具が私にはおなじみの道具だった
そして台所の水は井戸水
醤油樽に味噌樽、いろんな保存物があり独特のにおいがあった
外には鶏小屋があった
鶏が50羽程だろうか
雄鶏は毎朝小屋の上で鳴く
トイレは別棟
なんと5~6個程戸があった
曽祖父は良く肥を組んでは肩に担いで田んぼに向かっていた
お風呂は薪でたく
お風呂焚きは結構すきだった
1歳頃からの記憶がちらほら残っている
子どもの時の記憶が結構鮮明にあったりなんかする
いつも祖母が優しく話しかけてくれ話を聴いてくれる
私の大好きなおばあちゃん
いつも同じように農作業をこなし朝は牛乳を晩はお酒を必ず温めて少しずつゆっくり飲む、というよりたしなむ曽祖父
いろんな事を教えてくれた
あの時難しかったことも今になって分かる事がほとんど
ちゃんと頭の隅に入っていてよかったと感謝する
いつもどんなことも楽しそうに話す祖父
ちょっとしたおふざけも良しとしてくれていた
いつもかわいがってくれる叔父、叔母たち
ただなんてことの無いことがどんなときも私の心の支えになっていたように思う
田舎は時間がゆっくり流れていく
そしてみな穏やかだった
一両編成の電車が過ぎる踏切には遮断機はない
近くの神社にいくと少なからず子ども達が集まっている
名前なんて関係ない思いっきり遊んで笑った
おやつは曽祖父と畑に行き手に入れる
とうもろこしの林
トマトやきゅうりのジャングル
サツマイモやかんぴょうの草原・・・
とうもろこしを一本丸ごとかぶりつくのが一番のお気に入りだった
正月とお盆にしかいけない場所だった
でも今は曽祖父も祖父も祖母ももういない
結婚し家を出た私はなかなか行くこともない
私の好きだった古いおうちは建て替えられ、今はもうない
山が多く、川が流れ、田畑が潤う
緑、緑、緑の自然がいっぱいのところである
母方の田舎の家はいわゆる古民家で100年は越えている古いおうち
蔵があり悪い事をすると入れられると思っていた
広い納屋には農機具があった
今なら博物館入りしてしまうような古い道具が私にはおなじみの道具だった
そして台所の水は井戸水
醤油樽に味噌樽、いろんな保存物があり独特のにおいがあった
外には鶏小屋があった
鶏が50羽程だろうか
雄鶏は毎朝小屋の上で鳴く
トイレは別棟
なんと5~6個程戸があった
曽祖父は良く肥を組んでは肩に担いで田んぼに向かっていた
お風呂は薪でたく
お風呂焚きは結構すきだった
1歳頃からの記憶がちらほら残っている
子どもの時の記憶が結構鮮明にあったりなんかする
いつも祖母が優しく話しかけてくれ話を聴いてくれる
私の大好きなおばあちゃん
いつも同じように農作業をこなし朝は牛乳を晩はお酒を必ず温めて少しずつゆっくり飲む、というよりたしなむ曽祖父
いろんな事を教えてくれた
あの時難しかったことも今になって分かる事がほとんど
ちゃんと頭の隅に入っていてよかったと感謝する
いつもどんなことも楽しそうに話す祖父
ちょっとしたおふざけも良しとしてくれていた
いつもかわいがってくれる叔父、叔母たち
ただなんてことの無いことがどんなときも私の心の支えになっていたように思う
田舎は時間がゆっくり流れていく
そしてみな穏やかだった
一両編成の電車が過ぎる踏切には遮断機はない
近くの神社にいくと少なからず子ども達が集まっている
名前なんて関係ない思いっきり遊んで笑った
おやつは曽祖父と畑に行き手に入れる
とうもろこしの林
トマトやきゅうりのジャングル
サツマイモやかんぴょうの草原・・・
とうもろこしを一本丸ごとかぶりつくのが一番のお気に入りだった
正月とお盆にしかいけない場所だった
でも今は曽祖父も祖父も祖母ももういない
結婚し家を出た私はなかなか行くこともない
私の好きだった古いおうちは建て替えられ、今はもうない