幸運に愛される秘訣
●体験していないのに、言葉に影響される
動物は言葉を話さないので、自分の体験だけをよりどころに行動します。
人間は、言葉を話せる分、行動するのに言葉を活用します。
たとえば、
「このキノコには毒があるので食べないように」と言われたら、そのキノコでお腹が痛くなったことがなくても、下痢をしたり、吐いたりしたことがなくても、『食べない』行動をとりますよね。
猛毒に苦しまずに済みます。
でも動物は、自らが苦しんだ体験をしない限り、どのキノコに毒があるのかわかりません。
こういう例は自分にとって有益でありがたいものですが、自分にとって言葉がすべて良い方向に影響するとは限らないのです。
お客さまのOさんの妹さんが、一級建築士の試験にチャレンジしています。
これ、かなりの難関ですよね。
建築の分野のことに詳しくない私でも、なんとなく知っています^_^;
他の試験や資格も同じで、「かなり大変で、あの賢い○○ちゃんでも落ちた」なんて聞くと、
「そんなに難しい試験だったら、私には無理かも。。。」と考えてしまって、その資格に挑戦することもたじろいでしまうようなこと、あるのではないでしょうか。
人って言葉が話せる分、現実の体験とは違う、言葉による体験で、自分の行動を決定してしまう、ってことですね。
架空の体験に制限されてしまって、やりたかったことをあきらめたり、無駄な行動をとってしまったり、恐怖、不安、嫌悪、落ち込みなど、ネガティブな感情にはまってしまう。
このようなことって、親は子どもにも言ってしまいがちですね。
親が今まで見てきたことや、聞いてきたことを、子どもに言ってしまうことって、ありませんか。
お母さんは薬剤師をしていて、娘さんにも同じ道を歩ませたいようです。
でも娘さんは、絵画関係の道へ進みたいのだとか。
「芸術の世界って、一握りの人しか成功しないイメージがあって、娘には、堅実に、安定した将来を望んでしまうんです」とおっしゃいます。
お母さんが絵画の世界で、失敗した経験があるわけではないのですが、言ってしまうんですよね。
子どもの将来って、むずかしい。。。親と子どもが同じものに興味があるといいのですが、それはむりというものですね。
自分も、子どもにも、言葉に惑わされず、あるがままの現実を見るチカラが大事ですね。
言葉の影響力、意識してみてくださいね。
こんなときは、自分が何にとらわれているのか、知るチャンスにもなりますよ^^
潜在意識の中にある悩みの根本を見つけ出して、素早く解決に導きます。
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