実家に移り住んでから少しずつ片付けをしているのですが、

今日は個人情報関係のものをシュレッダーにかけていました。

主に両親の物なのですが、時々、手が止まります。

 

母は78歳の時に認知症を発症したのですが、

自分でも物忘れが進むことを感じていたんでしょうね。

あらゆるところから、私や兄の電話番号が書いてある紙が見つかるのです。

 

本当にあらゆるところから・・・

 

普通にメモ帳に書いてあったり、チラシの端っこに書いてあったり、

本の表紙に書いてあったり、本の中に書いてあったり・・・

 

10や20じゃないです、100個くらいはあったかな。

忘れないように・・・息子や娘の名前と連絡先をしょっちゅう書いてたんですね。

 

そういうのを見つけると最初は「なんでこんなところに~~~」って笑ってたんだけど、

ものすごい数見つかるのでだんだん切なくなってきました。

 

そんな荷物の中から私の名前と「大切なものです」と書かれた封筒が出てきました。

何だろう?と思って封筒の中身を見てみると・・・

中には私が中学生の時になった病気の診断書が入っていました。

 

大切なものです・・・って。

なんか、泣けてきちゃいました。

 

私は母関係では割と泣いちゃうことが多いです。

泣くと片付けが進まなくなるから困るんだけど、

でも、こういう時間があってもいいかな、とも思います。

 

なんとなく最近思うんだけど、母が亡くなってもうすぐ5年、父は3年ですが、

私はまだ立ち直ってないとかいうのはちょっと違うけど、

まだ今を生きる気分になってないというかね・・・

 

私の人生はもう余生だという意識なんだけど、年齢で計算すると、

もしかしたらあと30年くらい生きるかもしれないことに気付き・・・

え、30年で何!?ってなる(^^;)

 

知り合いのセラピストさんには自分を労わってあげて、みたいに言われたけど、
いつか前向きに生きようって思える時は来るんだろうか・・・笑い泣き