息子、あと約1カ月で2歳になります。
ということは、
私もママ歴が2年になる訳で。
夫もパパ歴が2年になります。
その間に、我が家には
様々な山アリ谷アリ…だった訳ですが、
産後クライシスを乗り切った我々夫婦の事例を
かいつまんで振り返ってみました。
(★かなりの長文になりますので、時間がない方はご注意下さい)
我々夫婦は出産前はほとんどケンカなどしたことなかったのに、産後はやはりケンカが増えました。
ここだけの話、夫の事を嫌いになりそうで悩む日々、夫が憎すぎて呪う日々が続いて、
「この人とはもういたくない。家に帰りたくない」と思い詰めていました。笑
芸能人、スザンヌの離婚報道を見て
「あ~、わかるわ。産後は気持ちのすれ違いもあるし、離婚に至るくらい感情がヒートアップするのは理解できるわ~」
と激しく共感したものです。
(※スザンヌの場合はまた別の問題もあったんだろうけど。)
とにかく、そんな時期を経て今思うこと。
息子が生まれてくれたから感じた喜びは多く、また素晴らしいものであり、
息子が生まれたからこそ?夫を心底憎み、嫌いにもなり、
また私が辛い時にもそんな夫から救われました。
そんな山や谷や嵐があったからこそ私たち夫婦はお互いを理解し合え、少し家族に近付けた気がします。
今まさに産後クライシスでケンカが絶えない人にアドバイスするとしたら
産後クライシスは乗り越えるためにあるものだ!がんばれ!
と、今を耐え切り抜ける事をオススメするでしょう。
今は修行の時なのです。と。
さて、我が家の場合。
シーズン1:出産~息子10カ月の自宅保育時期
(家庭円満)
多少のモメごとはあったものの、
家事は大体私がやることで家庭円満な毎日。
夫も仕事が休みの日は家事を率先して手伝ってくれ、私に息抜きの外出時間をくれたりと
お互い思いやることができ、気持ちに余裕がありました。
息子もまだまだ赤ちゃんだったので、
「かわいいかわいい」
時期でした。
シーズン2:妻(私)の職場復帰~約一年
(家庭不和)
息子が10カ月の時に保育園に入園しました。
→これに関しては、預けた時期はこれくらいで良かったなと思っています。
1歳になる前だったので、あまりわかってなかったのか
朝保育園に預けるときもニコニコと手を振ってくれたし、
お友達と楽しそうにしている様子が私も嬉しかったから。
ただ、私がお迎えの日には
うちの息子が1番最後まで1人ぽつんと残っていて…
いつもニコニコしている息子も、週末になると疲れもあってか
ママのお迎えを泣いて待っている時もありました。
そんな時は胸がしめつけられる想いになったものです。
(なるべく早く帰るようには心がけてはいましたが…。皆さん時短でお迎えが17時ごろだったようで、私の18時15分のお迎えは1番遅い時間でした。)
・息子の保育園への送り迎えは、夫と手分けしてきっちり半々。
洗濯物も分担。(一応妻なので少し多めにやるようには心がけていました)
夕食は週の半分はお惣菜に頼り、あとは週末に作った料理の冷凍モノを解凍。
私が非常に手を抜いている反面、
夫は家事、育児に協力的。
定時上がり&職場と家が近いので
お迎えの大半をお願いでき、とても助かりました。
そんな夫の協力があってこそ、私もフルタイムの仕事に安心して戻る事ができ、年に3~4回ほどある休日出勤もでき、上司からも「戦力」としてカウントして頂けることができました。
職場復帰後に皆さん悩まれるお給料の面も、出産前と変わらないものでやっていくことができました。
この辺は、夫の協力がないとやっていけなかったので、我が夫の協力の賜物でした。
では、なぜ家庭不和になったかというと…
私が「母ちゃん」になってしまい、夫の寂しさに気付かず構ってあげなかったからなのです。
リビングでくつろいでいる時はもちろん、
大体息子は私にベッタリで、隙間が無いくらい密着しています。
リビングでも
[夫] [私と息子]
というくらいの距離の開きがあり、
少し離れたところにいる夫は、1人ゲームをしたりテレビをみていました。
私としてはそれを
「夫は自分の時間を満喫している」と思い、よかれと思ってやっていた事でしたが
今思うと息子に負けず劣らずの甘えん坊の夫は、
子供が出来る前は自分がそのポジションにいたのでその状態は実は寂しかったのです。
(なんかこの人、ベタベタくっついてくるな~といつも思っていたのを忘れていました。)
夫が「父」になる前に
私が息子の母ちゃんになってしまい、夫の妻としての振る舞いをやめてしまったのです。
また、夫が話したい事を私に話かける時に限って息子が騒ぐ事が多く、「あー。ハイハイ、後でね」と、夫を後回しにしていました。
後で話の内容はなんだったか聞くと
「忘れた。いつも忙しそうですね。子育て頑張って下さい」とか
「用事がないと話しかけたらいけないみたいだね」とか
「そんなに大変なら仕事やめれば?」
「話しかけるだけで本当に気をつかうわ~。俺がこんだけ手伝ってあげてるのに。」
など、嫌味を言われる日々でした。笑
(そんな理由のケンカが毎月3回はありました)
私もそんな嫌味を言われて
親切に話を聞いてあげる気になれないのでそんな夫を放置しておいたのですが、
そうする事で家庭内の雰囲気は最悪になる一方…
仕事中、1人で外回りの時に
夫に言われた事を思い出しては涙が溢れ出て、しょっぱいお昼ごはんを食べることしばしば。。
そんな日々が半年くらい経って
「このままじゃいけない」
と思い自分の気持ちをわかってもらうことをトライし始めました。
自分はそういうつもりで話を聞けないのではないと穏やかに伝える。→失敗。
涙を流しながら自分の気持ちを訴えてみる。→その場は決着。しかし根本は理解してもらえてない。
こんなに熱心に、時間をかけて伝えているのにわかってもらえない。
「夫は違う国の人なのか?」
真剣に悩みました。笑
そして年が明け、またもやケンカが勃発した時に
半ばヤケクソで言った私の一言。
「もぅ~、本当に寂しがりやさんなんだからぁ
息子が寝た後で聞いてあげるから忘れないように紙に書いといてね」
これで納得してくれました
リビングでくつろぐ時も、夫巻き込んで息子とベタベタするようにしています。
単純ですが…
その後もこれで円満です
その時は全く気付いていませんでしたが、
(夫は未だに気付いていないけど)
息子以上に甘えん坊で手がかかる夫なのでした。ハハ。。
多分、子供が産まれてから自分はないがしろにされていると思ったのでしょう。
その後、夫が話してくれたこと。
「俺はいつもみっちゃん(私)が楽になるように色々やってるのに、何が大変なの?」
「息子の事なんて構ってられないよ。俺はみっちゃんのために動く事で精一杯だからね。」
との事。
ちょっと、こっ恥ずかしいコメントですが、なるほど、私の事だけ考えていたんですね~。
だったらあの時あんな意地悪な嫌味言わなくても良かったのにとも思いますが、
怒りは愛情の裏返しってやつで
夫は変わらぬ愛で私を愛してくれていたようなのです
私としてはいつも
「私の事はほっといてほしい。もっと息子を甘やかして遊んで欲しい。」
と思っていたので
その疑問も払拭されました。
逆に夫からは
「掃除なんてそんなにしなくていいから、もっと俺のお願いした事をやって欲しい」
とも言われました。
どうやら我が家の家庭不和は
私が夫の事を構ってあげなかった事。
お互いに相手の求めることをわかってなかった事が原因でした。
私も反省し、
2015年の家庭の目標の中に
「夫の話をちゃんと聞く」
「甘え上手になる」
「ちゃんと夫のサポートしてあげる」
を入れ、心がけることで無事我が家の産後クライシス?は終わりました。
(今もたまにはケンカしますが、家庭不和は無くなりました)
我が家にとって辛い2014年となりましたが、
夫がどんな人なのか、どれだけ私の事を大切に思っているのか、どうして欲しい人なのか、前よりもわかった気がします。
そして、年明け2月に第二子の妊娠が発覚し、
私の事が大好きな夫は
今では家事の大半をやってくれるようになりました
だいぶ楽させてもらっています。
第二子は10月末に出産予定ですが、
また産後クライシス第二弾はあるのでしょうか??
息子と夫の赤ちゃん返りが
ちょっと心配。。笑