顕嵐ちゃん!!
魔女の宅急便 東京公演4日間6公演お疲れ様でした!!
幸せな時間と勇気と魔法をありがとう!!
初日記事も千秋楽記事も書かずに今日まで来てしまった・・・
けど!!感想だけはちゃんと残しておきたいと思いました。
ツイッターで書き散らかしたのでその復唱にはなっちゃうと思いますが。
ツイッターってTLで流れていっちゃうからちゃんとここに転記して残しておきたい。
まだブロガーとしての気持ちは残っていました。笑
ということで!行ってきました!魔法の世界に!!
いつも新宿行きのバスから見ていた新国立劇場
キレイなところだなー。いつか行ってみたいなーって思ってたし、バスからみるあの建物が東京遠征の入り口みたいな感覚になっていました。
そこに顕嵐ちゃんが連れて行ってくれたよーーヾ(@°▽°@)ノ
緑も水もたくさんで、東京の中にいるのに時間の流れが外界から切り離されてる感覚で全然違う!
建物も綺麗でどこを見てもワクワクする。そしてとても穏やかな気分になれる
早く現地に着いたので、開場前はゆっくりと素敵な休日を過ごさせてもらいました。
観劇前、会場がざわついたから後ろを見たら・・・しめちゃんとうみんちゅくんが見学に来ていました。
トラじゃの2人が観に来てくれたの嬉しかった。
きっと顕嵐ちゃんも嬉しかったよね!!
(うみんちゅくんの顔が小さすぎる事は知ってたけど、しめちゃんの顔が小さすぎてびっくり・・・あんなに小さかった?ってちょっと同じ人類としてビビる←)
動揺してたら音楽が流れ、幕が開きました・・・
以下ネタバレを盛大にしていきます。
大阪公演まで我慢の方はここで引き返してくださいね~
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最初のシーンは大きな木の下にキキが座っているという、絵本の表紙のような感じでした。
すでに可愛い!その演出がすでに魔女の宅急便の世界!
一瞬なんだけど、そのワンシーンで瞬時に世界に引き込まれました。
そこからキキが誕生するというシーンでのアンサンブルの皆さんの歌唱
鳥肌
ワンフレーズ聴いただけで思いました。
顕嵐ちゃん・・・ものすごい舞台に立たせて貰ってる・・・・
ジャニーズの舞台しかほとんど観てない私
外部の舞台を最後に観たのが数年前。それもミュージカルじゃない作品ばかりだったので、外部ミュージカルに触れたときの背筋がゾクゾクっとしたあの感じ。
そこに顕嵐ちゃんが立つんだ・・・と思ったらそれだけで泣けてくる。
アンサンブルの皆さんの声が美しくて。
ソロもすばらしいのですが、やはりハーモニーが重なったときの声量と迫力と美しさ。
声だけで情景が浮かんでくる。
歌っている方の人数、和音・・・こう言っては失礼に値するのかもしれませんが、アンサンブルの皆さんの声が大道具のセットのように感じました。
その場の雰囲気や情景が立体的に伝わってくるんです。
その中に顕嵐くんが・・・(略)
キキの上白石萌歌ちゃんの歌唱力の高さと可愛さ。
キリンの紅茶のCMでうちの母がすごく感動していたので、今度実家に帰ったら生で聴いてきたよーって自慢する。
上白石萌歌ちゃん可愛すぎてキキ以上にキキで・・・
会見などで言っていた「キキとして生きる」この言葉がすごく好きだなーって思ったんですが、その通りにキキとして生きていました。
幽かな彼女に出ていたのが萌歌ちゃんを初めて知ったタイミングだったと思うんだけど、そのときから可愛いなーって思ってましたが・・・
すごくすごーく好きになりました!!
萌歌ちゃん可愛い。
すっごく可愛い!!!
※私、危ないおじさんじゃないよ。安心してね
空を飛ぶシーンなどはプロジェクションマッピングを使って映像で表現しているからとても分かりやすくて、情景豊で見ごたえもある。
プロジェクションマッピング使ってる!!すごい!最新!!
この中に顕嵐ちゃんが・・・(略)
キキが修行の街に着くまでは顕嵐ちゃん出てこないから邪念なく集中して観ているハズが・・・
ところどころでこの舞台に立っている自担への想いが出てきてしまったの・・・・
トンボとしての顕嵐ちゃんは想像以上にトンボでした。
顕嵐ちゃんじゃなかった。
まず、声が違う。
いや、顕嵐ちゃんの声なんだけど。それは間違いないんだけど。
あの特徴ある声を聞き間違えはしない。ましてや私は担当だ。
でも、所々で「え?今の誰の声?」って思うところがあった。
恐らく歌だけでなく、普通の発声もかなり変わったんだと思う。
もちろん歌声も。かなり鍛えられたんだなーって思った。
歌声こそ私の知ってる顕嵐ちゃんの声じゃなかったから。
先日ZIPで山崎育三郎さんがポップスとミュージカルの歌い方の違いを実演交えてとても分かりやすく説明してくださってました。
出勤の関係で全部は見られなかったけど・・・とても分かりやすかった!!
ポップスは言葉に対して下から歌う
ミュージカルは上から歌う
言葉に対しての音のアプローチが違うらしい(素人が聞いたことを文章にしたところで伝わらないやつ)
他の出演者さんと比べてしまったら歌唱力は不安定なところもあってまだまだなんだと思うけど、気持ちの面ではすごく伝わってくるし、逆にそこがトンボらしかったりして愛おしかったり。
言葉を1つ1つすごく丁寧に大切に歌ってたのすごく伝わったよ。
最初は自分の夢である空を飛ぶことを実行しているキキに対して興味だけで近づくトンボ
パン屋さんの窓からキキを見つけたときの顔とか無邪気に空を飛ぶことをキキに聞くところとか・・・キラキラしてて可愛い!トンボ可愛い!!って感じだったのに・・・
ダンスパーティーの招待状を渡す辺りくらいからかな・・・ちょっとずつトンボに恋(本人は気づかない)が芽生え始めるから妙にキュンキュンそわそわした。
ダンスパーティーでキキと待ち合わせして出会えなくてキキとすれ違ってしまうシーンも胸がザワザワした。
本人たちは気づいていない可愛い恋に観てる私がキュンキュンして甘酸っぱい気分になって・・・もう忘れてた青春時代の気持ちとか思い出させてくれた。
本人たちは気づいていない設定だからもちろん台詞とかはない。しぐさとか表情とかで伝わって来てたんだと思う。
そして私にとって一番ずどーーーんと心に響いたシーン
ラストのトンボの見せ場のシーン。
宅急便のお仕事を始めた当初は「感謝」されることにやりがいと居場所を見出していたキキ
働いていくうちに物を届けるということが当たり前の仕事になっていき感謝されない・・・どころか怒られたり迷惑がられたり・・・
チップが欲しいのか?と言われてしまったり、本当は全然喜ばれなかったのに「プレゼント喜んでました!」ってうそをついてしまったり・・・
次第に心が壊れてしまった・・・
キーワードにある「魔法には心が大切」の「心」が疲れてしまって飛べなくなってしまったキキ
(壊れた心を折れた箒で表現してあって分かりやすいんだなって気が付いた)
高熱を出して寝ているところに町長さんが無理やり押し入ってきて、町で一番のイベントで観光客もたくさん来ているし町の人たちも楽しみにしている花火大会に使う部品が壊れてしまって、隣の隣の・・・町まで飛んでいって欲しいと言われます。
でも飛べないキキ
困っている姿や町の人の楽しみを考えて無理やりにでも飛ぼうとするキキ
その時トンボが・・・
「僕が行きます!!」
(-_\)(/_-)三( ゚Д゚)
え?今の誰の声?
いや、言ったのはトンボの台詞なのは分かるけど誰の声?
聞いたことがない声でした
すごく力強くて意志も強くて
普段おっとり喋る顕嵐くんからは聞いたことのない声
声量
おなかの底から声を出している声
あんな声・・・・出るんだ・・・
飛ぶことを夢見ていたトンボがいつしかキキと2人で飛ぶことを目標にして飛行機(?)を作成し、完成させていたトンボ
2人で飛ぶためだったけど・・・ちょっと違うけど・・・
「飛ぶんだ!飛ぶんだ!!飛ぶんだ!!!」
2人で飛ぶためだったけどキキのために飛ぶトンボ
飛ぶことが夢だったトンボ
その飛ぶんだ!っていう強い思いと背中合わせにある不安・・・
不安と戦いながらやらなければと一歩漕ぎ出すシーン。その必死な声と目力
私・・・
大号泣
。゚(T^T)゚。
周りに泣いてる人見当たりませんでした(そりゃそうだ)
雑誌のテキストとかプログラムにも書いてあったけど各所で顕嵐ちゃんがトンボと自分に重なる部分があるって言っていて。
「今僕も夢を叶えるためにがんばっている最中です」って書いてあって
「飛ぶんだ!飛ぶんだ!」
(夢を叶えるんだ!夢を叶えるんだ!)
顕嵐ちゃんと重なってしまって。それはトンボとして舞台にいる顕嵐ちゃんに対して失礼なのかもしれないけど顕嵐ちゃんとトンボがリンクしてしまって。
すごくすごく泣けてきた
あの意思の強さ。強い言葉・・・必死で夢に食らい付く姿勢・・・すごくグっと来た・・・
勇気を振り絞って飛び出したけど墜落し始めてしまって・・・
キキが折れたほうきの代わりにデッキブラシで飛んでトンボのところに駆けつけて二人で飛べる・・・
空を飛ぶこととキキと2人で飛ぶこと
2つの夢を叶えて新しい世界をみたトンボの顔がすごくキラキラしていて眩しかった
夢を叶えたトンボの顔がすごくいい顔をしていて。
ダンスもすごく活き活きしていて。
顕嵐ちゃんにもこの表情をしてもらいたいと思った。
でも観ているうちに・・・
「あぁ・・・この子はきっと自分の夢を叶えるだろうな。自分の力で今度は阿部顕嵐としてあの表情をするだろな」
不思議とそんな予感がしてきた。
言い表せないけど、すごく不思議な力を顕嵐ちゃんから感じました。
そんなわけで大号泣
帰ってから「すごく泣いた」と報告したら魔女の宅急便って泣くやつだっけ?と引かれましたが気にしないw
今回の舞台で感じたのは顕嵐ちゃんがダンスと本気で向き合ったんだろうなってことも大きかった。
足の先から手の先まですごく綺麗だった。
顕嵐ちゃんのちょっとクセのある感じはなかった(と思う)
色々矯正したんだと思う。
一つ一つの表現をすごく大切に踊っていた。
すごく大好きだと思った。
あと、感情の放出
顕嵐ちゃんは普段はポーっとしていて感情をあまり出さないタイプだと思っているのだけど、それが故にクールな人間だと思われてるところがあると思うんです。
でも全然違っていて。
心の中にはメラメラとすごく熱い想いとかがたくさんあって。
でも知らない人には伝わりにくい部分がたくさんある。
それを全然違うタイプのトンボを演じることによって、心に秘めていつも持っているものが思いっきり地上に放出された・・・そんな感じだった。
顕嵐ちゃんがトンボとして出した感情がすごく熱くてあったかくて心に突き刺さったよ。
とにかく顕嵐ちゃんのお芝居がすばらしくてまだまだもっと観ていたい!って思いました。
誰の心の中にも魔法はある
トンボは自分の魔法を使えた。そしてその魔法の存在を私たちに教えてくれました。
あ・・・そっか・・・
きっと顕嵐ちゃんも『心の中の魔法』を使って私たちにお芝居と歌とダンスを届けてくれたんだな~
本当に!本当にすばらしかったよ!
顕嵐ちゃんありがとう。
上白石萌歌ちゃんやキャストのみなさん本当に素晴らしかった。
何で・・・なんで東京4日間6公演と大阪公演しかないんだろう・・・
ロングラン公演して、あわよくば地方も回って・・・たくさんの人に見てもらいたい!
私のオタ友全員に布教したいw
たくさんの人に見てもらいたいと願わずにはいられませんでした。
節約生活の中・・・買わない・・・買わない・・・と心に誓っていたグッズ・・・
結局・・・