セキュアードキャピタルジャパンの売却を
検討しています。
なんで売却を検討しているかというと
「はじめてのバリュー株」著:角山智
という本の一文に影響されたからです。
その一文を紹介します。
(一文)
世の中は競争社会である。
新しいビジネスを始めて成功したとしても
マネをする会社が出てくれば価格競争になり
利益なき繁忙に陥る可能性がある。
会社が継続して利益を出していくためには
競争に打ち勝つだけの強みがないといけいない。
強みは3種類に分けられる。
1.安いか?
2.ブランド力・技術力があるか?
3.ニッチか?
次に大事なのは強みに永続性があるかどうかだ。
成長産業はそれだけ新規参入が激しく
価格競争による競争が激しい。
狙うなら斜陽産業・安定産業。
その中で3つの強みを持つ企業を探していく。
(一文終わり)
私は勘違いをしていました。
成長産業(不動産流動化銘柄)に投資していれば
自然と儲かるとばかり思っていました。
しかし、実際は上記の通り成長産業でも
強い企業を見つけないと儲からないと思います。
これはセキュが2007年12月期業績予想を
四季報予想より低く発表したところにも
表れていると思います。
実際に不動産流動化銘柄では競争が激しく
なっているのだと思います。
そうなったとき
「セキュに強みはあるのか?」
と思いました。
私の中でセキュの強みとは
自己資本比率が高いことだったのですが、
それも今回の決算発表で下がったことが分かりました。
私の中でセキュを持つ理由がなくなりました。
鯉のぼり天井と呼ばれるGW前の4月下旬までには
売却しようと思います。
以上、キラのまじめ担当がお送りしました。