泊まったホテルは井筒ワンドの名前の由来でもある「ホテル井筒」

なんと目の前が琵琶湖の浜である。

ボート屋も隣接で全室オーシャンビュー（意味違うか）

日暮れとともにチェックインして一路スーパー銭湯「あがりゃんせ」へ向かう。

ここも露天風呂の目の前が琵琶湖。

真っ暗な琵琶湖を眺めながら１日の釣りに思いを馳せ、ゆったりと湯に浸かる…

なんとも贅沢！

ホテルに戻る途中の焼き鳥屋も絶品でしかも安い！

翌日の釣りと今日の釣りにああだこうだ言いながら飲む酒のうまさよ。

タカニー君から盗み出した前情報で温泉との行き帰りにカネカの工場を発見、カネカワンドはここだろうとタカニー君にさらに情報を聞いてみる。

いろいろ聞いて朝一はここに決定。

5:30にロビーで待ち合わせ、いざ出発！

車を停めるスペースもすぐに見つけられ薄暗いうちから釣り開始、土曜日の一級ポイントにもかかわらず先行者なし、フローターの人たちが車で寝ていただけ。

大きめのごろたとウィードマットが広がるシャローフラットっぽい感じ（底はとってない）。

しかも際奥は支流と条件は揃っている。

間違いなくお食事エリアで回遊コース。

レベルスピンを表そう巻き、バジングしてウィードの上をバチャバチャさせる。

昨日師匠はレベルスピンで朝一に53を出しているので嫌が応にもテンションが上がる。

180°方向に投げ続けること10数投目、右側のウィードマットの切れ目をマットと平行に通していた時だった、着水後巻き始めてすぐ

「ドンッ！！」

ほんと大太鼓鳴らしたような衝撃。

「食った！！」

デカイ！！！

ウィードに潜り込もうとするのを力でねじ伏せ力任せに巻く！

目一杯空気を吸わせてからハンドランディング全身が震えた。

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でっぷり43センチ！

しかしまだまだ終わらない。

ワンドが無反応になってしまったのでスローダウン、支流を覗きに行くと40アップがゴロゴロ見え隠れしている。

しかしこっちの動きに気づいているのか反応はするものの口を使おうとはしない。

数投目、かなり反対の岸に近いところに投げてフォール、ワンアクション。

「ブォワッ！」

とバスがワームを飲み込んだのが見えた、そこにいたのには全く気づかなかった。

鬼合わせ！

ウルトラライトのコルキッシュが

完全に弧を描く。

フリームスからはラインが一気に出て行く。

しかしウィードに潜られるわけにはいかない、ラインは4ポンドなのだ、慎重に誘導し、巻いていく。

そこへ師匠の到着、3.6mのネットを伸ばし見事にキャッチ。

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いったか！？と思ったが残念48cm。

いやいや、記録更新、何一つ残念ではない。

同じエリアでなんと40アップが2本。

しかもたかが2時間程度。

恐るべし琵琶湖クオリティ。

しかし狭い水路でプレッシャーもかかりってしまったので少し前倒しで乙女が池へ直行することに。

水路、支流は魚は浮いているが大物にたどり着けないので狙いは本湖かその池か。

乙女が池に到着するもギルしかおらず、断念、近くのドックを探る。

しかしここも小バス天国。

あきらめて車に戻ろうとしたところ、大きな橋の橋脚を発見、人も結構入っていたがなんともきになる、やってみることに。

ドライブクローラー数投目、朝と同じように

「ぶわふぉ！」と口が動いたのが見えたのでフッキング、しかしバイトミス！

食うの下手クソだろ！！！40upは確実にあった。

「うぉ！でかい！いや、鯉か？！」

と師匠の雄叫び、ネットをフォローしようと駆け寄ると、その瞬間やつが跳ねる。

「いや！間違いなくバスだ！」

しかしデカイ！化け物か！？

数分のやり取りのあと上がってきたのはこいつ

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なんと60センチジャスト！驚異の60様。

「俺もうバス釣りやめていいかも…」

師匠をしてそう言わせるほどの綺麗なザ、琵琶湖バス。

なんと大人の手首が口の中にすっぽり入ってしまう(笑)

エラが(笑)

もう、まるで別の種類の魚。

しかし場が荒れてしまったかその後アタリはなく、最後の移動をするか帰るか…

うん、迷ったらやる。

これ、俺の心情。

やらない後悔よりやって後悔。

朝一のカネカ裏へ。

本湖には人が多く投げられない、支流に入る。

3時を回るとかなり見づらい、でもフラフラ回遊してる大物もいる。

朝と同じルアーを同じやり方でキャストすること数投。

デジャブーが起こった。

見えなかった魚の白いデカイ口がワームを飲み込む。

少し送って鬼合わせ！

乗った！

「食った！」

うん、みえた！

と、師匠。

慎重に寄せるが見事にウィードの中にロック。

ネットも届かない。

10分ほどあれやこれややってみる、一度は出てきたもののまた入られさらにロック。

そこからさらに10数分。

打つ手なしと諦めようとしてロッドを寝かせ直線引き。

出た！

さらにファイト、とにかく空気を吸わせる。

ネットイン！！

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堂々の43cm。

日没間近のメイクミラクルでした。

なにしろ今回は自分の技量に対してしっかりした結果がついてきたことが何よりも嬉しい。

計り知れないポテンシャルを秘めたアングラーの聖地琵琶湖。

来年も通いそうです。

今年のバス釣りはこれにて終了（様子見程度に行くかもだけど笑）来年春までは基本的に東山湖にトラウトをやりに行きます。

あ、そうそう

元旦に雨が降らなければ猿が島で毎年投げ初め式をやっています。

夜明けとともにキャスト開始、30分ほどで終了。

感謝と畏敬の念を込めて、今年も頑張るぞ！という儀式です。釣れたことはありません(笑)

よかったらご一緒にいかがですか？

琵琶湖リベンジ編その2