昨日の続きです。
EXポート面から集合部までの形、他のパイプとのバランス、長さ、
全てを同時に考えイメージを膨らませます。
1本あたり3ピースくらいで作ろうと思うと、小さいピースで辻褄あわせができないので
パイプのカットは失敗が許されません。
それに各ピースのあわせ面の角度が僅かにずれたらTIG溶接の綺麗なビードも
作れないので出来上がりの見た目に大きく影響しますもんね。
慣れてくれば3次元の角度あわせも見た目で何とかなりますが
一度はまるととことん上手くいかない作業です。
十分ににらめっこして納得が出来たらバンドソーで切断です。
曲がりくねったパイプを掴んだり3次元で角度をつけるのは難しいので、
ここにも経験がいりますね!
この形はまだマシかな。

根気のいる作業を4本分こなして形になりました。
等長です。頑張りました。。

差込式だと溶接がし易くて良いですね。
今回、フランジは中古の再利用、集合部は既製品を使ったので面倒な作業が減って
かなり時間短縮できています。

TIG溶接の魅力の一つ、綺麗なビードです。
これも集中力のいる作業です。

完成!
後日集合部以降からマフラーまでのパイプを製作します。
詳細データはいろんな意見があると思うのでネットでは書きません。

別角度から見るとこん感じです。

この勢いでどんどん進めるぞ~!!