海外赴任の話がくると、真っ先に
「どうしよう…」と不安に感じる方のが多いと思います。
ですが、私自身、
夫の海外赴任が決まって、
ホッとした部分がありました。
最近、長男くんの小学校では、様々なトラブルが。
- クラスの教室で筆箱や上履きの盗難
- 机や下敷きに落書き
- イジメや仲間外れ
学校外でも、色々な噂を聞きます。
- 暗くなってからも駅付近をフラフラする子
- コンビニで万引きをする子
- スマホゲームで大金を課金(3万円くらい?)
この学区は、お世辞にも良いとは言えない状態です。
理由は分かりませんが、一つ言えるのは、
子どもを放任する親が多い。
トラブルが起きていること自体知らない。
トラブルが起きても、
人のせい、学校のせい、社会のせいにして逃げる。
問題を起こす子どもの親は、
「全て任せている」
「自立させるため自由に決めさせている」
など、子どもと向き合うことをしていません。
小学生は、まだ成長段階。
全ての言動に責任を取らせるには、
無理があります。
日本は安全だから…
治安が良いから…
と言って、
小学生に自由を与えすぎることに関しても、
考えさせられます。
子どもだけで外食をしたり、
子どもだけでディズニーランドに行ったり。
たぶん、海外では考えられないことだと思います。
アメリカに行くと、
基本的には小学生は親の監視下に入ります。
気軽にお留守番をさせたり、
一人で習い事に行かせたりすることは
できなくなりますが、
これで正々堂々と子供が守れる!
と、正直ホッとしています。
日本だと、過保護と捉えられがちですが、
私が住むカリフォルニア州は、
子供一人にさせておくのは、法律でNG。
アメリカの治安が心配…
誘拐が心配…
そう思う気持ちも大きいですが、
もはや日本でも同じことです。
SNS経由での誘拐事件。
通り魔事件。
その上、自然災害も多い。
まだ、自ら判断力が乏しいうちは
一人にさせるのは、
どこにいても危険です。
子どもは、いつか巣立つもの。
そのときがくるまで、
のんびりと、ゆっくりと、子どもの成長を見守りたいと思います。