山桜からのメッセージ

UniversalLoveの清田小百合です。

続きです。

精神世界に触れる度に、その世界にどんどん引き込まれて行きました。

それは、クリスタルとの出会いからでしたが、その先にあった、見えない世界とのコンタクト。

それがしたくて、したくて。

そんなことができる何かになりたくて。

今思うと、自分を飾るものが欲しかったのか、

何かがあれば私も認めてもらえると思っていたのかも。

スピリチュアルな能力があればいいのに！と思っていました😅

そんな力がない自分へのダメ出し全開の、ずっと頭の中はそんなことばかりを思っていた頃。

夜中に目が覚めた時がありました。

今は切られてないのですが、我が家のすぐそばに山桜の木が何本かありました。
寝室の窓からも立派な山桜が見えてました。

その山桜は、他の桜の木と共に、毎年、きれい花を咲かせてくれてました。

山桜が満開の頃でした。

山桜は、葉っぱがついてる状態で花を咲かせますから、昼間は葉っぱに隠れてあまり花を意識できないんですね。

葉をつける前に満開に咲く桜の木とは違って、ちょっと地味なんです。

昼間に見る度、なんかもったいないなぁって感じてました。

でも、その夜に見た山桜は、素晴らしかった！美しかった！

何者にも負けないくらいの存在感でそこにありました。

あかりに照らされて妖艶にきらめく山桜。
もしかしたら月明りだったのかも！！
これを打ってて今気がつきました。（桜の木のまわりには、街灯はありません。個人宅の敷地内にあった自然そのままの斜面にあった桜なので）

窓越しにその美しさを見た私は、おもいっきり目が覚めて、ただただ木を眺めていました。

それを見ていると、ここにこうして、こんな時間に、こんな美しさを放っている。
でもこれを今見てるのは何人いるだろう。（真夜中ですからね。）
もしかしたら私だけなのかもしれない。
こんなに美しいのに、ただここにいるだけで
この美しさを歩いて見せに行けないんだよね。
ただここにいるだけなんだよね。
そんなことを考えていました。

ふと、この木を、もったいないね、この美しさを見せに行けないのはと思ってるのは、私なんだと思いました。

山桜の木は、ただ、そこにいて自分の在り方を全うしているだけなんだ！と気がついたとき

私は私にしかなれない。何物にもなれない。

と、木に言われたような気がしたのです。

ものすごい衝撃でした、
私は、何になろうとしていたんだろう。
私はまだ私にもなれていないんじゃないの？
違う、何かになる必要はないんだ。私は私であればいいんだ。
私は私になるしかないんだ。
そう思ったんです。

この衝撃は、今でも忘れられません。
私はつまずくたびに、この山桜の言葉を思い出します。

お客さまにもお話を何度かしています。

私たち、自分を忘れることがあるんですよね。
でもね、山桜の言う通りなんです。

私は、私にしかなれない。

何者にもなれない。

のですよ。

今でもついつい、何者かになろうとしてるなと気がつくときがあります。

今の私もそうなりかけてました（笑

ほんま、書き始めたときには気がついてないんですよ～。
笑えますが、そんなもんです。
そんな私が私なんです。

でも、気がつくことは大切です。

気がつけば修正をすればいいだけですから。

切られてしまう前にお礼を伝えに行きましたが
もう、覚悟があるようで、ただただ触ってありがとうを伝えました。
あの桜に会いたいな。

あー泣くーー😭😭😭

私が教えてもらった存在は、

山桜なんです。

自分であることの大切さを、教えてもらいました。