昨日、特別養護老人ホームを見学に行った。




中学の委員会での参加だったんで、まあ私としては軽い気持で、何も知らないから、お勉強の為に行ったんですが・・・




最初は1時間ほどのお勉強。


認知症のお話が主だったかな。


その後、質問の時間があって・・・


そうだ、そこからだ。


なんとなく重くなっていったのは。


質問があまりにも現実的で、(認知症や介護を要する家族がおられる方がいらっしゃったんですね。)


そこになにかを感じたんだな、きっと。


私の両親は大阪で弟と3人で元気に暮らしてるけど、横浜と大阪、離れてるしね。


なにかあったらすぐにいける距離でもないし。


そんなことは覚悟してこっちに来たんだけどな。やっぱり想像するとこんな気持ちになっちゃう。


「そんなことがおこったら私どうするの?」・・・・


それっておこってほしくないって思ってる。(あたりまえか・・・)







質問のあと、施設見学。


そこで私が一番感じたことは


「ここにはお年寄りばっかりだ。」(お仕事されてる方は若い方から、同じ世代の方までいますけどね)


それがまた、なんともなく重く感じた。(あくまでも私が感じたことです)


どうしてなんだろう。


ここには子どもがいない。家族がいないって思ったのかな~




それが私の「エゴ」ってわかったのは(私のめがねで見ているってことなんだけど~)


介護をお仕事にしている同じ委員さんと話していたとき。


彼女はその仕事がとても楽しいっておっしゃってて。



「私が感想書けない~なんか複雑なの~今~」っていうと


「私も最初はそうだったよ。特養にきた時はえ~~って思った。でもね、仕事として始めて、お年寄りと話しているとね、みなさん幸せっていうんだよ。ここにいれて幸せって」


これを聞いたとき「あ~~私のエゴなんだ」って思った。


私は受け入れていないんだって思った。


ここにいて生活していて、どう感じるかは私じゃなくってここに住む人達。


私は何をジャッジしてるんだろう。


彼女が天使に見えた。すてきな顔をしていた。


そして施設の方からこんなことも聞いた。



認知症の方々は夕方になると


女性は

「ご飯の支度しなきゃ」

「子どもがまだ帰ってこないから、迎えに行かなきゃ」

男性は

「奥さんがいないから探しにいかないと」


と動きはじめるんだって。


思わず涙が溢れた。



今、書いていて・・・


みんな一生懸命生きてるんだな。


みんな愛でいっぱいなんだな。


愛が溢れてるよ・・・



自分が幸せと感じ、それを伝える人達、


自分の愛をいっぱい表現する人達


たくさんいるんだ。


きっとみんなそうなんだ。


見えなくしているのは


私なんだ。




ジャッジしないで


相手から発せられる愛を感じて、感動できる私になりたいな。


そんなことをぶらさげて生きていきたいな。


そう思いました。




書いてみてよかった。


また、気づくことができました。



おととい、ある方から、お年よりはみんな天使って聞きました。
(考えたらシンクロだわ~)


昨日あったみなさんは天使だったんですね。


ありがとうございます。
感謝です。


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