昨日はアドラーフェライン横浜でプチパセージがありました。

私、参加してきました。

パセージのお試し版。パセージのエッセンスが詰まった2時間半でした。


心に強く残ったこと。

開いた質問の練習で私が、学校でいじめられて帰ってきた子どもの役をやりました。
(年齢の設定は自分で決めます。同じグループの人は私がどんな子どもで話し始めるか知りません。私がやりたい子どもを演じます)

私は小学校の高学年位の男の子って感じでやりました。


開いた質問とは・・・「はい」、「いいえ」で答えるような質問ではなく、相手が自分の言葉で話すように質問することです。


学校から帰ってきて、自分をいじめる子達に会いたくないから

「明日学校にいかないむっってお母さんに話しました。


グループのみんなはそれぞれがお母さんです。開いた質問で私に質問してきます。

「なにかあったの?」

「別にむっ

「どうして学校行かないの?」

「うざいからむっ

「何がうざいの?」

「うざいからうざいんだよプンプン


といった具合で、どうもバナナシフォン少年は何を聞かれても、「うざいから行かない」何を聞かれても「答えたくない」オーラを発しています。(わざとじゃないよ~。なりきったらこんな展開になっちゃったあせる


周りのお母さん役のメンバーさんは、どう質問していいかわからなくなったようでした。
でも、見守ってくれていますキラキラ


沈黙が少し続いたら

「あいつらうざいんだよ。だから行かない」

と少年は話し出しました。

何を聞かれたか忘れちゃいましたが、閉じた質問をされると、「うざい」がまた出てきます。

何を聞かれても「うざいから明日は学校に行かない」。そう決めてるようです。



「何か飲む?」

とお母さんが聞いてくれました。

「コーラあるの?」

「あるよ」

「じゃあコーラ」



おお~~初めて「うざい」以外の言葉が出てきました。



「お菓子食べる?」

と、別のお母さんがいってくれたら

「食べる」

といって食べます。

コーラのおかわりも頼みました。


お菓子を食べながら

「あいつらうざいんだよ。だから学校にいきたくないんだ。お母さん明日学校休んでもいいでしょ」

と自分から話しだしました。


でも

「学校に行くか行かないかは、お母さんが決められないな」

と言われて・・・バナナシフォン少年は

「なんでだよ。行きたくないんだよ」

と答えましたが、心の中では


「学校行くのいやだよ。でもな、行かないとまたなんか言ってくるだろうしな。おれも悪かったしな。どうしようかな・・・」

など思っていたのでした。

開いた質問の練習だったからここで終わったんですが


少年を味わってみて

「何か飲む?」って聞かれたときは、少しうれしかったり、

「おかさんは決められないな」っていわれたときは

「まじかよ~。行かなくっていいっていえよ!」って思ったりしました。「うざい」って言わなかった。


でもね、続けざまに質問されるの「超ーうざっ」って感じでしたよ~にひひ


これはバナナシフォン少年だからで、他の子どもだったら違うかもしれないけど、

沈黙っていうか「少しの間」があると、気持ちがちょっと落ち着いたし、

話してることとは違うこと、この場合は「何か飲む?」っていう開いた質問はなんか、カッカプンプンしていた気持が少し落ち着く作用があったのでした。


パセージでは、こんな感じで子どもが「私は能力ある」「人々は私の仲間だ」って感じられるように援助していく方法を学ぶんです。(開いた質問はそのための一つの方法ですね。)


バナナシフォン少年はどうだったかって?

お母さんは仲間って思えたよ~。コーラ飲めたしにひひ

能力は~~
「お母さんは決められないな」って言われて、「マジかよ~俺が決めるのかよ~」って思ったから、その後、自分で決めることができたら、能力があるって感じると思うかな~。


そして、思い出しちゃった。

長男が小学校5年生のとき、急に通ってた塾をやめたいって言ってきたときのこと。

「うざい。」の連発でした~あせる

でね、私

「お菓子食べる?」

って聞いたんですよ。(閉じた質問も開いた質問もいっぱいして、どうしようもなくってからだよん)

そしたら「食べる」
って。二人でお菓子食べました。


まあ、いろいろと親としての葛藤はあったし、「なんでやねん!」って詰め寄ったりもあって、
「塾もお母さんもうざい」っていっぱ~~い言われました。
結局塾はやめましたが、今思い出すと、なんで、あんなに不安になったり、何とか行かせようってしたのかな。って思います。

無理して行かせてたら

「自分は能力がある」「お母さんは仲間だ」

って思ってくれなかっただろうな。

不安は私が不安なだけなんだよね。塾は子どもが行ってるのにね。

どうして私は不安になったんだろう。

そうっか、心配しているんだ。

子どもの将来を心配しているんだ。

「心配」・・・・

おお~~昨日のプチパで、「心配」がキーワードで出てきてた参加者さんいました~

彼女の気づきは

「私、子どものこと心配していたいんだな~」でした。


そう思って私の思いを受け止めてあげるって言ってました~


だって心配するのって

子どもの成長を思う親の愛だもんね。

心配しちゃうって子どもを愛してるからなのね~。


愛してる愛してる・・・

うふふWハート世界は愛でいっぱいだ~ラブラブ



私も愛いっぱ~いってぽちしてねドキドキ
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