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※注意!妄想です!BLです!苦手な方はお戻りください。
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Side:O
 

 目覚めたら、顎の下がくすぐったかった。
 ぼんやりしたまま視線を下げれば、ニノがおれの首 元 にぐ りぐ りと額を押 しつけている。

 思わず口元がにやける。
 まだ揺 れているつむじに口 づけ、幸せの匂いを吸いこんだ――。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 一カ月前、念願だったニノを手に入れた。
 嬉しすぎて、我 慢なんかできなかった。
 
 すぐに行動に移した初めての夜は、ほぼだ まし討 ちみたいに強 引 に抱 いてしまった。
 だってまさかニノがおれを抱 こ うとしてたとか……思わねえよなふつう。
 
 だけど元来受 け 身 のニノは、最初らへんは渋ったもののすぐに抱 か れることを受 け入 れてくれた。
 まあ、その為におれも頑張って勉強したんだけどな。あと、ご 奉 仕 もな。
 
 
 
 ニノを肩の上に乗せた状態で、サイドテーブルにある日記を取る。
 昨晩ニノが寝 た後に書きかけていたけど、今みたいにす り寄 ってきたからそのかわいさに負けて抱 き しめてたら一緒に寝 ちまっていた。
 
 起こさないように気をつけながら寝転がったままペンを走らせる。
 
 
 
 
 
 

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 ○月△日
 ニノに好きだと言い、キ スをした。
 息 もできないくらいに激 しいキ スだ。
 顔を真 っ赤にしたニノは、すげえ可愛かった。
 その場で押 し倒 さなかったのは、奇跡としかいいようがない。
 

 ○月◇日
 ニノの家に行き、ニノを抱 い た。
 初めてで痛 がるニノは、最高に可 愛くてエ ロ かった。
 すげえ気 持 ち よくて、だいぶニノには負 担 をかけてしまったが、涙 目 のニノはいつも以上におれをそ の 気にさせるということがわかった。
 

 ○月※日
 おれに抱 か れるのに慣 れてきたから、ニノが願ってた上 にさせた。
 最初は下 から突 く おれの動 きに合わせるだけだったが、途中から自分で腰 を振 り だした。
 気 持 ちよすぎて理 性 がふ っとんでるのか、おれに激 しくしてってお ね だ りまでした。
 こんな姿を見せられたら、今後が楽しみでしかたない。
 

 ○月×日
 ニノに自分のを――。
 
 
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