初めてお越しの方はこちら(←押したら飛びます)をお読みください。

※注意!妄想です!BLです!苦手な方はお戻りください。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
あー、リアルタイムじゃ更新できない~(((( ;°Д°))))

 

 

[11/26 20:00]

Side:N
 
 
 
O「ただいま~♪」
N「おかえりなさい」
 
 
 
 予定より少し遅れて帰ってきた智は、靴もぬがずにオレを抱き締めてきた。
 スゴク嬉しそうに抱きしめてくるから、オレも嬉しくなって大人しくしていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
O「ん~うんまい!料理の腕が上がったんじゃねえのか?」
N「ふふ。この間まで映画の為にみっちり修業してたからね」
 
 
 和食ベースでまとめた智の好物。
 来年に出現を言い渡された"デブの星"に負けないためにも食事はキッチリ管理している。
 智は特に文句を言うことなく食べてくれるから、このままいけば来年は大丈夫だろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 ごはんの後、交代で風呂に入り、Jからもらっていたワインをあけた。
 BGMがわりにテレビをつけ、照れを無くすためにどんどんワインを飲む。
 
 
 
 
O「カズ、飲み過ぎじゃねえ?」
N「ぷはっ!ん、らいじょぶ」
O「もうそのへんにしとけ」
 

 ほぼがぶ飲み状態になってたオレのグラスを取り上げ、残ってたワインを智が飲む。
 
 
 
 
 わざとたくさん飲んだワイン。
 それが功を奏して、ふわふわな気分。

 今なら照れずに言える。
 
 
 
 

N「さとしぃ」
O「ん?どうした?」
N「ぷれぜんと、わたすぅ」
 

 よいしょとソファから立ちあがり、千鳥足気味で向かった先の自分のバッグから箱を取り出した。
 智の待つソファにとてとてしながら戻ると、智はずっとオレを見ていた。
 
 
 
 
 

N「あい、ぷれぜんと。さんじゅーろくさい、おめえとぉ」
O「ふはっ、呂律まわってねーじゃん」
N「さとし、いや?うれしくない?」
O「嬉しいに決まってんだろ。すっげえ嬉しい。ありがとう」
 

 抱き付く勢いで側に寄れば、感謝の言葉と一緒におでこに軽いキスをされた。
 
 
 
 

O「開けていい?」
N「うん♪」
 
 
 包装紙を丁寧にはがした智は、その中にあったケースも丁寧に開けた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
O「腕時計?」
N「うん」
O「カッコいいじゃん。ありがとう」
N「ふふふふ♪」
O「カズ?」
N「あのね」
O「うん」
N「おんなじやつ、オレも買ったんだぁ♪」
O「おそろい?」
N「うん」
 
 
 アルコールがだいぶまわった躰がアツくて、ひんやりした智の首筋に頬をくっつける。
 
 きもちいい。

 ふわふわなきぶんのオレは、言おうとしていたことが照れることなく口から出てきた。
 
 
 

N「しごとじゃ無くっても、おおっぴらに指輪をはめれないから、そのかわりに、だよ」
O「……」
 

 目を瞠った智。
 その目をそらすことなくじっと見つめる。
 
 

 オレの婚約指輪と、オレたちの結婚指輪。
 帰宅してからしか嵌めれない指輪。

 智の手を取り、おれの指輪と並べてかざしてみる。
 使う頻度が少ないからか、1年経ってもきれいなまんま。
 
 
 

 ふいに頭を撫でられた。
 撫でている智がしてるのはすまなそうな顔。
 

 あれ?
 
 智を困らせるつもりで言ったんじゃないのになあ。
 照れずに言うために酔ったけど、さとしにあんな顔させちゃうのは失敗だ。
 
 
 
 
 
 
 
N「さとし」
O「ん?」
 

 気を取り直し、すまなそうな顔にさせちゃった智に伝えたかったもう一つのことも告げる。
 
 
 
N「ぷれぜんとの腕時計にはもう一つ意味があってね」
O「うん?」
N「ベタだって思うけど」
O「うん」
N「"あなたと一緒に時を刻んでいきたい"って、意味…なんだ///」
 
 
 

 さすがに最後は照れた。

 

 でも、すまなそうな顔してた智が嬉しそうにキレイな笑顔を向けてくれた。
 
 
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
リアルタイムと並行で更新できないと判断したので、ここでドロップアウト。
ハピバのおはなしは完結させるので、お許しを(*ノω・*)テヘ(←反省してない)