※注意!妄想です!BLです!苦手な方はお戻りください。
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Side:O
楽屋に戻ってきたカズの様子がおかしかった。
指摘すると頑なになりそうだから、思いつく限り、全力で甘やかした。
しばらくそうしてたら雰囲気が柔らかくなった。
もう大丈夫そうだって思ってほっとした。
カズの行動を見てたら少しイジワルがしたくなり、思いのままに実行すると、拗ねられた。
その拗ね方がたまらなく可愛かったから笑ってしまった。
たぶん、カズも笑ってた。
その拗ね方がたまらなく可愛かったから笑ってしまった。
たぶん、カズも笑ってた。
おれの腕の中にカズを閉じ込めたまま甘い空気を堪能していたら、招かざる客が来た。
見た瞬間、カズがおかしかった原因がわかった。
見た瞬間、カズがおかしかった原因がわかった。
こいつは敵。
オレの中での認識が決まった。
カズと付き合っていることがバレようがおれは構わないが、カズや他のメンバーに面倒事が増えるかもしれないって思い、曖昧な表現にとどめた。
男の存在に怯えてパニックに陥っているカズを安心させたくて、労わるように囁く。
そしたら、おれの想いが通じたのか、正気にもどってくれた。
カズがおれを頼ってくれてるような気がして嬉しかった。
そしたら、おれの想いが通じたのか、正気にもどってくれた。
カズがおれを頼ってくれてるような気がして嬉しかった。
その勢いで、おれが完膚なきまでにハッキリと誘いを拒絶したのに、目の前にいる男がカズに触ろうとした。
気づいたら、男の手を払っていた。
おれ以外がカズに触れることが許せないって思った。
おれ以外がカズに触れることが許せないって思った。
怒りを露わにしたのは、無意識だ。
やっと静かになった楽屋。
知らないうちに落としていたスケッチブックと鉛筆を拾ってテーブルに置く。
カズはまだ呆然としている。
その状態のまま横抱きにして、おれの膝の上に乗せた。
その状態のまま横抱きにして、おれの膝の上に乗せた。
右腕で背中ごと包み込んで引き寄せる。
カズの頭がおれの顎と鎖骨の間にジャストフィットした。
それと同時にカズの太腿の上にあるちっちゃな両手を左手で優しく撫でさする。
カズの頭がおれの顎と鎖骨の間にジャストフィットした。
それと同時にカズの太腿の上にあるちっちゃな両手を左手で優しく撫でさする。
しばらくそうしていたら、カズがおれを見上げた。
ちゅ
O「やっぱ、しちった♪」
N「……へ?あっ///」
我慢できずにキスした。
カズの目がパチパチっと瞬く。
そんな様子を見て笑みがこぼれた。
そんな様子を見て笑みがこぼれた。
おれ、カズが楽屋に戻って来た時からキスがしたかった。
目の前には真っ赤になっている可愛い人。
目の前には真っ赤になっている可愛い人。
怯えられないことが、こんなに嬉しいんだって知った。
O「今夜は何食べよっか?」
N「////」
O「帰り、マネージャーにスーパーに寄ってもらわないとな」
N「////」
O「カズ?」
N「……ハンバーグ」
O「おっ、いいね」
N「リーダーも一緒に作るんですよ」
O「えー、おれ、カズが作ったのがいい」
N「////」
O「帰り、マネージャーにスーパーに寄ってもらわないとな」
N「////」
O「カズ?」
N「……ハンバーグ」
O「おっ、いいね」
N「リーダーも一緒に作るんですよ」
O「えー、おれ、カズが作ったのがいい」
おまえを乗せている膝を揺らして抗議すれば、クスクス笑って提案された。
N「じゃあ、リーダーのはオレが作るから、オレのはリーダーが作ってね」
O「おう!まかせろ!」
O「おう!まかせろ!」
満面の笑みで了承したら、同じく満面の笑みで頷いてくれた。
その眩しすぎる笑顔には、怯えも不安も無かった。
その眩しすぎる笑顔には、怯えも不安も無かった。
カズ、
おれ、
どんな時でもおまえを守るよ。
だからさ、
そうやって、
そうやって、
ずっと、ずっと、ずーっと
笑ってて――。
Fin