※注意!妄想です!BLです!苦手な方はお戻りください。
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Side:O
 
 
 
A「ようやく一件落着?でいいんだよね?」
 
 
 久々にニノの柔らかな感触を楽しんでたら、呆れたと言わんばかりの表情で相葉ちゃんが声をかけてきた。
 
 
 
O「うん!結婚はできないけど、ニノとは一生をともに歩んでいく」
N「////」
M「おい!そりゃ、いくらなんでも早すぎだろ」
S「ニノに承諾得てないよね」
 
 
 おれがカッコよく宣言したのに、外野がうるさい。
 黙らせようと思ってたら相葉くんが口をはさんできた。
 
 
 
A「あ~、それなんだけどさ」
O「なんだ?」
A「本当に結婚したいんだったら、外国でもどこにでも行ってとっとと同性婚をあげたら?」
SNM「!!!!」
O「おっ、そんな手があったんだ♪」
 
 
 相葉ちゃん、冴えてんな。
 いいアイディアだ。
 翔くんに調べてもらって、速攻行こうっと。
 
 
 
O「翔く……」
S「待った!!早まんないで!!」
M「だから、早いんだって!もうちょっと段階踏めよ!!」
N「絶対に、ヤダ!!行かない!!」
 
 
 オレの言葉を遮るように3人がたたみかけてきた。
 
 
S「智君、よく考えて!そんなことしたら死ぬほど注目の的になるよ!穏やかな日常なんて永遠に手に入らないからっ!」
 
 
 目の色を変えて、真っ先にオレに詰め寄ってきた翔くん。
 見たことが無いくらいに必死で、焦っている。
 
 
M「さっき告白したばっかだろ!物事には順序ってもんがあってだな、籍を入れるにしても段階をちゃんと踏め」
 
 
 翔くんを押しのけるようにして松潤がおれの正面に来た。
 眦を釣り上げ、常識をおれに説いている。
 

N「そんなこっぱずかしいこと誰がするかよ!!それ以前に必要以上に飛行機なんて乗るわけねえだろ!」
 
 
 いつの間にかおれから十分な距離をとっていたニノ。
 
 
 そうだ。
 コイツの出不精を忘れていた。
 

 3者の強烈な却下をくらい、さすがに強行できない。(なんせ当事者が反対してるんだ)
 
 
 
 
 
 残念、非常に悔しい。
 
 相葉君の素晴らしいアドバイスの実行は、まだまだ先になりそうだ――。
 

Fin