※注意!妄想です!BLです!苦手な方はお戻りください。
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Side:A
おれたちの空気がおかしくなって早3週間。
もちろんプロだから仕事に影響させることはないけど、やっぱいつもとは微妙に違う。
まあ、気づいてるのはメンバーだけだろうけどね。
まあ、気づいてるのはメンバーだけだろうけどね。
誰とも口をきかないリーダー。
普段と変わらないように見せながらもイライラが隠せてない翔ちゃん。
この状況に不機嫌さMAXの松潤。
そして、内心はビクついてるだろうに、健気にバカな話を続けるニノ。
おれ、実はずっと気になっていたんだ。
リーダーの気持ち。
リーダーの気持ち。
これは感でしかないけど、なんだかリーダーが考えていることがみんなとかみ合っていない気がするんだ。
たぶんこれはリーダーと感覚が近いおれにしかわかんないんだと思う。
たぶんこれはリーダーと感覚が近いおれにしかわかんないんだと思う。
だからおれ、ずっと冷静に一人一人を観察してた。
そしたらやっぱり見えてくるものがあった。
だからおれは、ずっと機会をうかがっていた。
みんなが心の底から笑えるような関係に戻りたかったから。
みんなが心の底から笑えるような関係に戻りたかったから。
そしたら、千載一遇のチャンスがおとずれたんだ。
おれが待っていたチャンス。
それは楽屋でリーダーと翔ちゃんとおれだけになること。
それは楽屋でリーダーと翔ちゃんとおれだけになること。
少し緊張しながら、でも巡ってきたチャンスににやける顔を隠す。
スマホを取り出し、松潤に重要なメールをした――。
スマホを取り出し、松潤に重要なメールをした――。