※注意!妄想です!BLです!苦手な方はお戻りください。
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Side:O
 

 カズのメールを見て、頼りにされているのを感じた。
 少しずつ、カズの気持ちがおれに向いてきている――。
 
 
 
 
 

 初めてカズを抱 いたあの夜、実は記憶が全くなかったわけじゃない。
 むしろ、アルコールがおれの理性を後押しした。
 
 カズはおれを抱 けると実証したくてホテルに入った。
 だけど、仕掛けられたキスや甘えるような声音に「抱 きたい」という気持ちが募っていった。
 最後の決め手は――。
 
 
 
N「りぃだぁ……おところうしって、どうやゆの?」
 
 
 その問いかけに、おれのなけなしの理性が焼き切れた。
 
 ぜんぶ……ぜんぶおれが教えてやる。
 雄の本能が頭をもたげた。
 
 
 

 あんなに可愛らしい生き物を前に、我慢できるハズがなかった。