※注意!妄想です!BLです!苦手な方はお戻りください。
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Side:O
 
 

N「あ ん っ、ん ん っ……はあ ぁん /// 」
 
 
 
 カズがおれの下で喘 いでいる。
 艶 声を発する唇の色香に我 慢できなくなったおれは、欲 望のままに唇を塞 いだ。
 舌で口 内を探れば、カズはなんのためらいもなく自分の舌を差 し出してくる。
 
 
 
 あの日から数えてカズを抱くのは3回目だ。
 
 覚えの早いカズは、もうナ カへの刺激だけでイ ける。
 快 感に従順すぎる分、協力的でもある。
 結果、奔 放に乱 れまくる。
 
 
 その姿に興 奮を覚えるが、不安でたまらない。
 おれ以外にも、そんな姿を見せるのか?
 
 誰かにカズが抱 かれるのが怖くて、3日と空けず抱 いている。
 ホントは毎日だって抱 きたい。
 
 
 
 

N「ノド乾いた」
 
 
 ようやく昂 っていた体と乱れていた呼吸が少し落ち着いた。
 
 
 カズがおれの自宅に来てすぐに抱 いた。
 シャワーすらも待つ余裕が無かった。
 それでもカズは文句を言わない。
 
 
 
N「コレ借りるね?」
O「おう」
 
 
 近くにあったおれのパジャマを羽織って寝室を出ていった。
 水を飲みにいったのか?
 
 
 
 
 

 しばらくすると、ペタペタと足音をさせて戻ってきた。
 手にはミネラルウオーターのボトルを持っている。
 予想はあたっていたみたいだ。
 
 
 
 
 おれの家の中の物の配置を覚えたカズ。
 おそらく冷蔵庫の中身はおれよりも把握している。
 
 
 
N「冷蔵庫、空っぽだったよ?」
O「そうか?」
N「オレも人のことは言えないけど、ちゃんと食べなきゃダメだよ」
O「オマエを食 うからいいよ」
N「ぎゃー!何、色男みたいなこと言ってんのっ!恥ずかしい!恥ずかしすぎる!」
 
 
 
 「恥ずかしい」と言ってベッドの上でのたうち回っているカズは、パジャマの上を着ただけで下には何も穿 いていない。
 真っ白で華奢な足が、おしげもなく披露されている。
 
 
 そのカッコは恥ずかしくないんだろうか。
 ……おれは嬉しいからいいんだが。
 
 
 
 
O「なあ、下穿 かねえの?」
N「えっ?だって、どうせまだス るんでしょ?」
O「……ス る」
 
 
 ここで「もう今日はシ ない」とは言えない。
 カズは無邪気な顔で「ほらね」と笑う。
 
 ようするに、「どうせまた脱がせるんじゃん」と言われているようなものだ。
 カズの白い太腿に手を這 わせる。
 
 
 
N「んっ……なに?もう?」
O「このえ ろい足が悪い」
N「仕方ないなあ……。リーダーってば、え っちなんだから……」
 
 
 
 最後まで言わせることなく、カズを組み敷いた――。