※注意!妄想です!BLです!苦手な方はお戻りください。
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Side:N

 

 

 

O「悪かった」
 
 
 
 ベッド横の床に正座したリーダーが土下座している。
 そのままのカッコで降りようとしたから、なんとか下だけは穿 いてもらった。
 
 
 
N「オレ、記憶無い。……リーダー、覚えてる?」
O「……あんまり」
N「だよね……。どっちかに記憶があったらこんなことになってないだろうしね……」
 
 
 オレの言葉にリーダーが顔を上げた。
 
 ……?
 気のせいか、少しムッとしている。
 
 
 
O「こうなったからには、ちゃんと責任とるから!」
N「責任って、女の子じゃないんだから……」
O「でも……」
N「それにオレにも責任はあるんだからお互い様でしょ?まあ、これからも今まで通りってことで……」
O「嫌だ!」
N「リーダー?」
O「さっきのえ っち、ちょーき もちかった!またカズとしたい」
N「なにをっ /// 」
O「おれはカズとしたい」
 
 
 
 自分の欲求に素直なリーダー。
 だけど、こんなことまで素直なのかよ……。
 オレは恥ずかしくてたまらないからドライに済ませようとしたのに……。
 
 
 
 
 
N「……本気?」
 
 
 音が出そうなくらいにぶんぶんと縦に頷くリーダー。
 
 別にさっきのえ っちが嫌だったわけではない。
 ……むしろ気持 ちよかった ///
 
 
 
 
 どうしようかな……。
 
 
 チラッとリーダーを見れば、必死の形相。
 こんなに何かに執着する姿は初めて見る。
 その執着をしているのはオレとのえ っち。
 
 
 あっ、なんかちょっと嬉しい ///
 人になつかない動物を手なずけられたって感じなのかな?
 
 
 
 
N「……わかったよ」
O「やった!」
 
 
 気づいたら、了承の言葉を放っていた。
 リーダーが声をあげて喜んでる。
 これまた珍しい。
 
 今さら「やっぱ、ダメ」なんて……とてもじゃないけど言えない。
 
 
 
 
 

N「まっ、いっか……」
 
 
 面倒くさくなったオレは、考えることを放棄した――。