※注意!妄想です!BLです!苦手な方はお戻りください。
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Side:N
 

 オレが拗ねていた原因。
 それは―――。
 
 
 
 
 
 「わんっ、わんわんっ」
 
 
 この間の仕事で共演することになったわんこ。
 ちっこいし、かわいい。
 
 
 だけど――……。
 
 
 
 
 
N「リーダーの顔はなめちゃダメ。あの人はオレのなんだからねっ!」
 「くううぅぅん……」
N「そっ……そんなカワイイ顔してもダメなんだからなっ!」
 「わんっ!」
N「いくらリーダーがメロメロでも……はあ」
 
 
 
 
 
 意図せずにでっかいため息が出た。
 両手で抱きあげているわんこがじっとオレを見つめている。
 
 
N「リーダー、メロメロだったよな……。確かにひねくれてるオレなんかよりも、おまえの方が素直でかわいいもんな」
 
 
 
 あ、やばい……落ち込んできた。
 
 
 ペロッ!
 
 
 わんこがオレの頬を舐める。
 
 
 
N「なんだ?オマエ慰めてんのか?」
 「わん!」
N「いいやつだな。……ごめんね、怒ったりして」
 
 
 ペロペロペロ
 
 
N「やめろっ!くすぐったいって!ははは……」
 
 
 
 ガシッ!
 
 
 わんことじゃれ合っていると、背後から急に肩を掴まれた。
 びっくりして振り返ると、そこにはリーダーがいた……。
 
 
 何故か目がギラギラと光っている。
 
 ニヤリと笑ったリーダー。 
 背筋がゾクゾクっとする。
 
 
 
 
O「カズ、そんなに舐めてもらいたいんだったら、心ゆくまで、じいっくりと、それはもうていねいにおれがなめてやるよ」
N「リ、リーダー……?」
 
 
 
 目が据わっている。
 すばやくオレの手からわんこをおろしたリーダーは、オレを担ぎあげた。
 
 
N「リーダー!?」
O「おとなしくしてろよ。じゃないと、ココで犯 すからな」
N「……」
 
 
 それ以上は何も言うことができなかった。
 
 
 
 
 
 
 

 その晩、泣いて「許して」と言っても、リーダーはオレの全身を舐 め続けた。
 

Fin