※注意!妄想です!BLです!苦手な方はお戻りください。
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Side:A
単独で出演させてもらっているレギュラー番組の収録に来たら、この前の飲み会で一緒だったスタッフたちに偶然会った。
A「あっ、この間はどうも。楽しかったね♪」
「こちらこそ、ごちそうさまでした」
「すごく楽しかったです」
「こちらこそ、ごちそうさまでした」
「すごく楽しかったです」
軽く立ち話をし、その場を去った。
だけど、今日の楽屋はいつもと違うところだと気づいて、慌ててさっきの場所まで引き返したんだ。
そしたら――。
そしたら――。
「なあ、あの時の二宮さんどう思った?」
「あー、なんかさ終始笑顔だったからさっぱりわかんなかった」
「そうそう、笑ってるんだけど一切感情がでてないんだよな」
「すごいよね、あれも一種のポーカーフェイスだね」
「だけどさ、『二宮さんが大野さんを狙ってるからしっかり牽制しろ』なんてほんとなのかな?」
「さあ?でも、あの女が本気なのはめっちゃ伝わったよね」
「言えてる!清純を売りにしてる女優のくせに、本人ちょー肉食じゃん(笑)」
「あー、なんかさ終始笑顔だったからさっぱりわかんなかった」
「そうそう、笑ってるんだけど一切感情がでてないんだよな」
「すごいよね、あれも一種のポーカーフェイスだね」
「だけどさ、『二宮さんが大野さんを狙ってるからしっかり牽制しろ』なんてほんとなのかな?」
「さあ?でも、あの女が本気なのはめっちゃ伝わったよね」
「言えてる!清純を売りにしてる女優のくせに、本人ちょー肉食じゃん(笑)」
見つからないように隠れるので精いっぱいだった。
スタッフ達はその場でしばらく話した後、おれに気づかないで去っていった――。
スタッフ達はその場でしばらく話した後、おれに気づかないで去っていった――。
この間、飲み会の途中でニノがいなくなったのには気づいてた。
すぐにリーダーが飛び出して行ったからおれたち3人は動かなかったんだ。
すぐにリーダーが飛び出して行ったからおれたち3人は動かなかったんだ。
そしたら、しばらくしてメールが入ってきた。
O『ごめん!カズが酔いつぶれたから先に帰る』
次の日から、ニノがリーダーを避けるようになった。
逆にリーダーはニノを捕まえようとしてた。
しばらく傍観してたら、やっと2人に笑顔が戻ったから安心していたんだ。
それなのに、さっきの会話を聞いてしまったんだ。
それなのに、さっきの会話を聞いてしまったんだ。
胸騒ぎがする――。
翌日の楽屋でみんなが揃っている中、小声で翔ちゃんに話しかけた。
A「ちょっといいかな」
S「ん、どうした?」
S「ん、どうした?」
おれの様子を察した翔ちゃんは、目線でドアを示してる。
『部屋を出た方がいいのか?』って確認してくれてるんだね。
『部屋を出た方がいいのか?』って確認してくれてるんだね。
おれは翔ちゃんだけにわかるように小さくうなずいた。