※注意!妄想です!BLです!苦手な方はお戻りください。
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Side:O

 

 

立てた計画はいたってシンプル。

だって、所詮はおれの頭だぞ。
難しいことなんて考えられるハズはない。

 


計画はこうだ。

5人での仕事終わりに翔くんにカズを呼び出してもらった。
最近のおれたちを見ている翔くんは、仲直りをしたいと言ったら快く引き受けてくれてた。
やっぱ持つべきものは頼りになるメンバーだな。

 

おれはちっさな楽屋にカズが入ったのを廊下の角から確かめた。
急いでその楽屋に入り、鍵をかける――。

 

 


心底驚いているカズ。
その表情さえもおれを惹きつける。

 


N「いや!来ないで!」

 

 

カズが後ろの壁までさがった。
なんだかイケナイことをしてるみたいだ。

 

 

N「来ないでってば!あなたが手の届く距離にいると、オレ、触っちゃうからっ!」
O「触ればいいだろ」
N「……ひどい」
O「何がひでえんだ」

 

 

おれがさらに一歩近付くと、下れないのはわかっているだろうにそれでもなんとか下がろうとしている。

 

 

N「やだ、やだあ……」
O「『やだ』とか言うなよ。おれだって傷つくんだぞ」
N「うっ……」

 

 

少々脅してやれば、黙ってしまった。
逃げられないように距離を詰め、カズの顔の横に両手をつく。

至近距離に耐えられないのか、カズが目をつぶった。

 

飢えた獣を前にして目を閉じるなんて、食べてくれと言っているようなもんだ。

目を開けたまま、じっくりとカズを観察しながら赤い唇を塞いだ。

 

びっくりしたカズが目を開けるがもう遅い。

おまえはおれに食べられるんだ。

 

カズが声を発そうとして口を開けたのをいいことに、舌をいれた。
目をまんまるにしておれの服をつかむ。

 

反応は上々だ。

唇でしかカズに触れていなかったが、壁についていた両手でカズを直接捕まえた。
もう逃がしてなんかやらない。

 

 

 

O「ここで無理やり抱かれるのと、おれの家で優しく抱かれるの、どっちがいい?」
N「え?」
O「答えないんだったらここで無理やり抱くからな」
N「なっ……ちょっと待って!」
O「待たねえ」

 

 

慌てるカズにお構いなしで顔中を啄む。

ちゅ、ちゅ、ちゅ……。

 

 

N「だから…待ってってばっ!……考え……させて……よ」
O「わがまま言うな」

 

 

おれはさっきから硬くなっているモノをカズに押しつけた。

 

 

N「///」
O「……な?おれ、もう限界なんだよ」
N「ばかあ///」
O「それからおまえなんか勘違いしてるみたいだけど、あの日、おれがオマエを襲ったんだ。だって、すんげえ色っぽかったんだぞ、オマエ」
N「なっ、なっ……」
O「あと、これが一番大事なんだが、おれはカズが好きだ。抱きたくて抱きたくてたまんないくらいにオマエにイカレちまってんだ」
N「///」
O「ハイッ!もう時間切れ!それでは、イタダキマス」

 

 


顔を真っ赤にしながら弱々しく抵抗するカズをものともせずに抱いた。
場所が場所だけに、頑張って声を抑えようとするカズに大興奮。

ちゃっかり持っていたゴムのおかげで後始末も楽勝だ。


真っ赤になって息を整えているカズ。
そんなカズをもう一度抱くべく、そそくさと身なりを整えてやった。

 

嫌がるカズを無理やり横抱きにし、おれの家まで連れ帰る。


その後は……わかるよな?

大人の秘め事だ。

 


Fin