※注意!妄想です!BLです!苦手な方はお戻りください。
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Side:S
昨日は、なんとか智君をニノから引き剥がした。
その後、迷惑をかけてしまったスタッフやゲストに平謝りして、やっと収録を再開することができた。
昨日のゲストが優しい人で本当に助かったよ。
昨日のゲストが優しい人で本当に助かったよ。
だけど、問題はそこで終わらなかった。
ニノが智君の視界から消える度、下手したら一定以上の距離ができる度に、獣と化した智君が暴れだした。
仕方ないから、いつも以上にぴったりとくっついたニノが、常に手や肩に触れている。
その状態で、やっと普通に収録ができた。
その状態で、やっと普通に収録ができた。
だがしかし、オレがニノとアイコンタクトを取ろうもんなら、本当に獣並みの俊敏さで嗅ぎつけて、横からニノにしがみ付く始末。
俺たちは、ただただ苦笑い。
そして極め付けだったのが、楽屋だ。
次の収録までは、俺たちは大体楽屋で過ごす。
だから、智君はおかしかったが、いつものようにみんなで楽屋に戻ってきた。
(もちろん、移動中も智君はニノにべったりだったさ……)
だから、智君はおかしかったが、いつものようにみんなで楽屋に戻ってきた。
(もちろん、移動中も智君はニノにべったりだったさ……)
だが、楽屋に入るなり、智君がニノを引っ張っていき、ソファに押し倒した。
俺たちは慌てて、止めに入ろうとしたが、幸せそうにニノの顔を舐める智君に『まあ、これくらいなら……』と甘い顔をしたのが、間違いだった。
俺たちは慌てて、止めに入ろうとしたが、幸せそうにニノの顔を舐める智君に『まあ、これくらいなら……』と甘い顔をしたのが、間違いだった。
智君は、最初は顔中を舐めまわしていたが、次第に唇に集中しだした。
その時、異変を感じたニノが抗議の声を上げようとしたスキを狙って、舌をニノの口内に潜り込ませた。
だけど、流石にすぐに止めさせた。
どんなに暴れられようが、威嚇されようが許さなかった。
俺たち3人は、死に物狂いで頑張った。
どんなに暴れられようが、威嚇されようが許さなかった。
俺たち3人は、死に物狂いで頑張った。
その後、ニノをめぐる攻防は、何度か繰り返された――。
智君は、それをすると俺たち3人がかりでニノから引き剥がされることを学習したようだ。
大人しくソファの上に寝転んだニノの胸の上に、顔をくっつけて覆いかぶさっている。
時折、ニノの口から「あんっ」という声が聞こえてくるのは、気のせいにしよう……。
そして、ようやく仕事が終わり帰宅となった。
……なったんだが、智君がニノから離れない。
何をしても、離れない。
何をしても、離れない。
だが、どちらかの家にそのまま2人を帰らせるわけにはいかなかった。
だって、あまりにも危険すぎる。
だって、あまりにも危険すぎる。
俺たちは、連帯責任だと覚悟を決め、人生で初、じゃんけんに負けた松潤の家で、5人そろって一夜を過ごすことになった――。
ハッキリ言って、ニノが気にしていた松潤がどうとか言ってるレベルじゃなくなった。
明日もこのまんまだったら、どうしよう……。
メンバーがニノに触れる度に威嚇するとか、害でしかないから……。