情報は教科書や信用できそうな機関のHPを参考にしていますが
あくまでも素人の書くものなので、もう一度ご自信で確認し
判断することをおすすめします。
②単位について
ニュースや新聞などを見聞きしていて
混乱する原因に
単位がいくつもあることが挙げられるのではないでしょうか？
最近はテレビでもわかりやすく説明してくれるようですが、
私なりにも紹介してみたいと思います。
わかりやすいようにと、かなりざっくりとまとめました。
だから、科学的には正確ではありませんが、
なんとなくこんな感じ、と思っていただければいいなぁと思います。
あたらずとも、遠からずなはずです。
まず最初に、
○放射能と放射線の違い
・放射線
原子（原子核）の変換に伴って放射される粒子、電磁波の総称。
→ある物質から出されている、目に見えない特殊なビーム。
・放射能
放射線（ビーム）が持つ能力、性質。
・放射性物質
放射線（ビーム）を放出することができる物質。
○単位について
・ベクレル（Ｂｑ）
放射能を表す単位。
「放射性物質が、どれくらいのスピードで放射線を放つか。」
→放射性物質が１秒間にどれくらいのビームをだすか。
→１ベクレルは１秒間に１ビーム。
１０ベクレルなら１秒間に１０ビーム。
・グレイ（Ｇｙ）
放射線を浴びた（吸収した）物質はエネルギーが生じる。
放射線は出会った相手の物質にエネルギーを引き起こす能力がある。
その時のエネルギーの大きさを表す単位。
例えば
「人は食べ物を食べる（吸収する）とエネルギーが生まれます。その単位はカロリーです。」
これを放射線に当てはめると
「放射線は物質に吸収されるとエネルギーが生まれます。その単位はグレイです。」
（１グレイ＝１ジュール/ｋｇ≒０．２４カロリー/ｋｇ相当）
・シーベルト（Ｓｖ）
グレイを人への影響を考慮して表したときの単位。
放射線が人体にどれくらい影響を与えるかに注目した単位。
現在はこの単位で表される数値が重要と考えられます。
人への危険度を表すための単位だからです。
正確ではない説明になるけれども、どうやら乱暴に
グレイ≒シーベルトと考えていいと思われます。
実際HPを見ていると、ざっくりとそのように解釈して説明している人もいました。
ちなみに、各地の放射線を計測したデータは１時間あたりの値で示されていることが多いです。
Ｇｙ/ｈ、Ｓｖ/ｈ
＊ ｈはhourで時間を表します。
それから、１Ｓｖ＝１０００ｍＳｖ＝１００００００μＳｖなのですが
（０．００１Ｓｖ＝１ｍＳｖ＝１０００μＳｖ）
いろいろなＨＰを見ていると、このｍ（ミリ）やμ（マイクロ）を間違えて書いている人もいるので気をつけてください。
えっと…
午前中をかけて考えた私の例え話です
うまく例えられなかったけれども、
せっかく考えたので載せます。
この世にゴキブリ放出マシーンという恐ろしいものがあったと仮定しよう。
ゴキブリ放出マシーン・・・放射性物質
ゴキブリ・・・放射線
ゴキブリの持つ能力・・・放射能
通常ならばこのゴキブリ放出マシーンは人に気付かれないようにひっそりとゴキブリを放出している。
１秒間に１匹のスピードである（１ベクレル）
ところが、事故が起こり、ゴキブリ放出マシーンは暴走しはじめた。
なんと普段の１０倍の量でゴキブリ（放射線）を放出し始めたのだ。
（１０ベクレル）
ゴキブリ放出マシーンの近くの地域への影響はどうだろうか。
Ａ地区の台所でのゴキブリによる影響を測った。
このゴキブリは、出会ったものにショックを与える能力を持っている。
そのショックを計測することができる機器で測定した。
ゴキブリが及ぼすショックをエネルギーで表したものをグレイで表す。
どうやらＡ地区では平均して１時間当たり１グレイの衝撃をまき散らしたようだ。
じつはゴキブリには様々なタイプがいて、比較的人を驚かせる能力の低いものから、
激しく飛びまわり多大なショックを与えるものもいる。
グレイだけでは人に対するゴキブリの影響をうまく表せないので
ゴキブリの種類、ゴキブリに遭遇した人などの条件を考えて補正した単位がシーベルトである。
このゴキブリの人体への影響が心配なときはこのシーベルトを参考にするとよいだろう。
…。数時間かけて考えてみました。
余計意味がわからないかもしれませんね…
しかも、科学的に根本的に間違っていたらごめんなさい。お恥ずかしい。
でも、せっかく考えたので載せました。
（あとで修正するかも）
テレビではもっと上手に説明していると思います。
余計混乱してしまったらごめんなさい。忘れてください。
あまりにも意味不明な場合はコメントやメッセージなどで問い合わせ下さい…。