私は放射線の専門的な知識は持たないけれど
実は、思いっきり?理系人間で
大学でも多少(ホントに多少)放射性物質について学んだので
少しでも不安な人の役に立てるならと思い
つたない知識で私の知ってること、理解していることを書こうと思います。
情報は教科書やしかるべき公的な機関のHPを参考にしていますが
あくまでも素人の書くものなので、もう一度ご自信で確認し
判断することをおすすめします。
① 「被曝」という言葉について
最初に、「被曝」という言葉についてなのですが、
多くの方は「被曝」と聞くと、「原爆」とか「原爆に相当するような危険なこと」
のようなイメージを持つのではないかと思います。
「被曝」とは「放射線にさらされること」なのですが、
「被曝」=「危険」とは必ずしもなりません。
なぜなら、我々は地球に住んでる以上、宇宙に存在している以上
必ず放射線を浴びているからです。
自然被曝といわれ、天然にも放射線を発する物質はあって
何もしなくても、地球上のどんな安全な場所(人工的な放射能汚染がない場所)に行っても
一定の放射線を浴びているのです。
それは世界平均で1年で約2.4mSvだと言われています。
例えば空から(宇宙から)の宇宙線、大地からの放射線、空気中の放射線です。
食べ物や水にだってもともと含まれているんですよ!
これらの自然放射線は取り除くことや、ゼロにすることはできません。
ただし、自然放射線は問題になることはありません。
わずかですし、人類はずっとこの自然放射線とともに生きてきましたからね。
この自然放射線に関しては全く気にすることはありません。
気にするならば地球人、宇宙人をやめるしかないのです!!
このように、放射線とは実はとても身近なものなのです。
まず最初に、放射線について知ってほしいとおもいました。
例えば、一部の人に愛されるラドン温泉。
ラドンからは微量の放射線が出ています。
しかし、自ら好んで健康の為にこのラドン温泉に入る人がいます。
(ラドン温泉を推奨するわけでも、否定するわけでもありません。)
それから
レントゲン写真をとること、これも「被曝」となります。
レントゲン、CTなどは自然な被曝ではなく、人工的な「医療被曝」となりますが
みなさん、健康診断でレントゲン撮影をする際、決死の覚悟をしていましたか?
家族がCT検査を受けるとき、不安や恐怖にさいなまれましたか?
ね?
必ずしも「被曝」=「怖い」「危険」」「死」
ではないでしょう?
もちろん、レントゲンやCTは人体に影響がないと考えられる量の放射能で抑えられています。
何千枚、何万枚と撮影すればまた別問題ですが。
さらに、飛行機に乗ることも地上にいるより多い放射線を浴びることになります。
海外旅行好きなあなた、飛行機=被曝と考えていましたか?
どうでしょう?
相手を知らないことは恐怖を増幅させるけれど
相手を知ると、少し恐怖が減るのではないでしょうか。
だから「被曝」「放射線」という言葉に反射的に恐怖を抱くのではなく、
本当に問題となるのは「被曝」の量と期間なのです!!!
わずかであれば問題ないと言えるのです!!!