ある日、図書館のDVDコーナーでウニッコ柄のパッケージに遭遇しました。
その名も「マリメッコの奇跡」。

「これは借りるしかないでしょう!」と、早速レンタルしました。

こちらは、2003年にフィンランドで製作されたドキュメンタリー番組で、マリメッコ社の偉大な2代目CEO、キルスティ・パーッカネンによる経営再建についてのお話でした。

ちょっと想像していた内容とは違いましたが、
倒産寸前だったマリメッコ社を、創業者の理念を受け継いで見事に復活させたキルスティの手腕とポリシーは素晴らしく、
見ているうちにすっかり引き込まれてしまいました。

印象的だったのは、業績の悪化から幹部社員に従業員のリストラを勧められた時のキルスティの言葉。

「会社の経営を悪くしているのは従業員ではない。だから私は幹部社員をリストラします」。

結果、この言葉を重く受け止めた幹部たちが、今までにないスピードで膨大な受注を取ってきたことにより、誰もリストラせずに経営を立て直すことができたのだそうです。

国に誇りを持ち、従業員を大切にし、何よりマリメッコの色柄デザインをこよなく愛したキルスティ。
とっても厳しそうだけど、こんな温かいトップのいた会社だからこそ、世界中で愛される偉大なブランドに成長したんでしょうね。

今まで知らなかったマリメッコの歴史を知ることで、ますますマリメッコへの愛着が深まりました♪



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