木材が反ると言うことはご存知の方も多いと思います。
天然の無垢材をフローリングや腰壁に使いたいと考える時、この反りが懸念材料になっているお客様もおられます。
木材が反るとは、
山に生えている木を伐採して、製材をして、床板等に加工します。
伐採前は、木は地中から水分を吸収して大量の水分を含んでいます。
伐採後、木が乾燥し水分が抜けていくと、収縮が起こります。
水分を含んだまま住宅に使用すると、木の収縮によりフローリングや家具に隙間があいたりしてしまいます。この木の変化を反ると言います。
当社が使用する無垢材(飫肥杉と吉野檜)は
天然木なので反りはありますが、
以下のような方法で、反りをできるだけ少なく抑えています。
●飫肥杉の場合
飫肥杉は伐採するときに木の枝を付けたまま伐採し、
3~6ヶ月程度放置します。
これを「葉がらし加工」といいます。
これにより、自然に木の丸太から水分が抜けます。
それを更に天日干しで半年ほど乾燥させます。
そして加工場に持ち込み
今度は低温乾燥窯(40~80℃)で1週間ほど乾燥させ、
その後、加工を施します。
じっくり水分を抜き加工することにより、
●吉野檜の場合
吉野檜は丸太を乾燥機を用いて人工的に乾燥させ(丸太KD材)
完全に水分を飛ばし、含水率を低く抑えています。
市場に流れている一般的な檜は、
そのため、ヤニが発生し、反りが大きくなるので。
多くの檜材は、表面にウレタン加工を施しています。
当社の檜材は、注文があってはじめて丸太KD材を加工します。
そのため、
それにより、どこにも負けない、檜チオールの独特の香りと
強さが生まれるのです。
無垢材が気になったら、お気軽にお問い合わせください![]()
和田産業株式会社 木プラス




