じめじめとした天気ではありますが、併せて気温も連日30℃を超えるようになり、蒸し暑い日々が続きます。
皆さんはどのような暑さ対策をされているでしょうか。
食事からの暑さ対策も昨今注目されているようで、「クールベジ」という用語も生まれているようです。
「クールベジ」とは「クールベジタブル」の略とのこと。
食べて体内から涼しくなれる野菜の事を指しています。
カリウム、水分を多く含み、生で食べられるものがよいとのことです。
カリウムは利尿作用があり、体内の余分な熱を水分と一緒に体外へ排出します。
また、カリウムは水に溶出しやすく、生で食べられる野菜がいいとのことです。
そして、そんな「クールベジ」の代表的なものが夏野菜。
トマト、キュウリ、トウモロコシ、ピーマン、ゴーヤ、ナスなど。
夏に必要な、身体を冷やす食べ物が夏に旬を迎えるというのは、自然の不思議を感じます。
「身土不二」、このように季節の食べ物と人間の生活は密接に関係しているのです。
人間は長い歴史の中で、その時期に必要な食べ物を摂るように、自然にある食べ物を取捨選択し、経験則をもって進化してきたと言い換えることができるかもしれませんね。