こんにちは。
糸島薬局の古賀です。
先日、7月度の九州中医薬研究会が開催され、
参加させていただきました。
研究会の中で、海外研修レポートがありました。
今回は上海への海外研修、
私は残念ながら今回は行くことが出来なかったのですが、
食の話、治未病の話、現地の薬局・薬品の話など、
臨場感たっぷりにレポートしていただきました。
中国と日本とでは、
医療の現場でも大きな違いがあります。
上海では、「治未病中心」という科目が病院に存在するとのこと。
漢方医の診断で、
体質の評価や飲食、運動指導を行ったり、
鍼灸、ツボ療法などによって、
生活の向上を目的とした科だそうです。
日本では、病院は病気になったら行くところです。
診断から投薬というのが、基本の流れになるかと思います。
投薬だけにおさまらない、体のバランスを整えること。
未病という概念がもっと日本にも取り入れられ、
健康に対しての意識を、
日本人全体で高めていくことが出来れば。
私も、未病に対してしっかりお伝えできるように、
心がけていきたいと思います。