こんにちは。
糸島薬局の古賀です。
徐々に蒸し暑くなってきて、
夏も近づいてきている、
そんな感じですね。
この時期は、
頭痛やめまいの相談も増える気がします。
「気象病」という言葉をご存知でしょうか。
気温・気圧・湿度は人間のからだにも影響を与えます。
気圧が6~10hpa低くなると、
影響を身体が感じるといわれています。
血管が広がり、血流量が多くなるといった変化などが、
体内でも起こります。
人間はホメオスタシスといった、
外部の変化に対して、
体内の恒常性を保とうとする適応力が備わっています。
これは、自律神経がうまく調節してくれているため。
しかし、
梅雨時期の急な天候の変化による、
繰り返しの気温や湿度、気圧の変化は、
からだに負担をかけて、
自律神経を乱れやすくします。
自律神経が乱れることで、
片頭痛や肩こり、腰痛、関節痛、
メンタルの悪化(不安、憂うつ、イライラ)
古傷の痛みなど、
症状が現れたり、悪化したりします。
関節リウマチなど、
気象の変化に対して敏感に反応する病気もあります。
規則正しい生活や、ストレスを発散することは、
体外の環境の変化に適応し、
恒常性を維持しようとする、
からだの持つ力を最大限に発揮することに繋がります。
天候の変化で、
身体の調子が優れなかったりするときは。
普段から無理しすぎていないか、
心身ともに見直してみましょう。